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カバだけど飼ってよ  作者: ぶもー
日常

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60/63

60キノコ

ミサとタマは家に入る


ミサは野菜を取り出しタマの前に差し出す


あぐあぐ


「おいしい」


「とりあえず食べててね」


ミサは井戸から水を汲み、竈で火を起こす


「余った野菜をキノコと入れよう」


ミサは沸騰した鍋に、野菜とキノコを入れる


ぐつぐつ


煮えて来たので火を弱める


「砂糖や塩、胡椒は高いね」


「たかい?」


「うん、料理がおいしくなるんだけど、高いんだよねー」


「森に無い?」


「森には落ちてないと思うよ」


「ない・・」


ぐつぐつ


「いい感じになったよ」


ミサは鍋からスープを、お椀に入れる


お椀をタマの前に差し出した


「ふーふー」


「暑いからゆっくり食べてね」


タマはゆっくりお椀の汁を舐める


ぺちゃぺちゃ


「・・・キノコおいしい・・」


ミサもお椀に入れて食べる


もぐもぐ


「おいしいねタマ、キノコと野菜がいい感じー」


「いいかんじー」


ミサは外を見る


ざーざー


まだ雨が降っている


「夜になったけど雨だね、明日は晴れるかな?」


「晴れる」


「わかるの?」


「なんとなく?」


「晴れたら近くの村に行こうね」


「いく」


ミサはお椀を片づける


着替えて身体を拭いた


小さいタマをだっこして抱きしめる


「今日は雨に濡れて疲れたからもう寝ようね」


「ねる」


ランプを消すミサ


ぶうー


「・・・・」


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