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カバだけど飼ってよ  作者: ぶもー
ある日

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19/63

19帰還

森から門に向かって歩くタマ

立ち止まる

むしゃむしゃ

草を食べる

「お腹すいたの?」

「うん」

「干し肉あるよ」

「たべる」

タマの口に干し肉を入れる

あぐあぐ

進みだすタマ

森を抜け草むらを通り街道に出る

パカパカガラガラ

荷馬車が門に向かって行く

カバ?

御者が怪訝な顔でこちらを見る

くんくん

ヒヒン

タマは馬と荷馬車を匂う

馬も怪訝な顔をする

「うま、やさい」

「馬だね、野菜か」

荷馬車の後をのそのそとついていく

門が見えてくる

門番のザックとポールは荷馬車を確認した

「通れ」

荷馬車が通る

その後からのそのそと門に進む

「ただいまー」

「お、タマ、ミサか」

「ザック、ポール」

無言のポールはうなづく

ふんふん

ザックとポールの足を匂うタマ

「なんか取れたかー?」

「薬草と魚」

「魚?釣りか?」

「タマが咥えた」

「いいな、くれ」

「あげないよ夜ごはんだもん」

「冗談だ、タマ凄いな。」

「うん?」

「タマは食べないよ肉派だから」

「そうか、肉派か、俺もだ」

「にく?」

「そうだ」

ガシガシとタマの頭をなでるザック

「じゃあね、報告するから、お疲れ」

「おう」

無言でうなづくポール


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