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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第九章
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進む道を開拓


イベントからルンルンで帰った。

帰ってからも、ずっといい気分で居られた。

なんて素敵なイベントだったんだろう。


裕さんには、ちゃんと御礼のメールをしておいた。



さて、昨日の今日だが、考えたら即行動、を

なるべく心がけようとしているもので、さっそく

晋太さんに連絡した。


【舞台のお手伝いをしたいんですけど、雑用でも

 いいので、手伝わせてくれるところを紹介

 してくれませんか?】


我ながら、晋太さんに頼りっきりだな、と思う。

しかも、メールを送った後に気付いたけど、この間こそ

晋太さんは年末進行で忙しい、なんて宏太さんと

話していたのに…申し訳ない…


けれど優しい、やっぱり優しい、晋太さん。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


舞台?実は宏太くんも、そんな感じの事を

言ってたから一緒に行ってみる?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


しばらく経って帰ってきた返事に、宏太さんもか!

と嬉しくなり、すぐに返事を返した。



そもそも、舞台を作りたい、なんて言っても

観に行くだけだったから、どうやって舞台が作られて

いるのかなんて、勉強もしてなかった。


今から大学に行くのも無理がある...

通信制でも、と思ったが、それよりも現場で

雑用でもなんでもしながら、直の仕事を見た方が

早く覚えられるのではないか!と、まあ…自分でも

なんて安直な考えをしているのだろうと思ったが…。



次の日、宏太さんから連絡が来た。


大きくはないが、3ヶ月に1度演目を変え

舞台をやっている実力ある劇団。

手伝いに入る前に、公演を観に来ないか?

と誘われ、宏太さんと2人で行くことになった。


「あ、庵ちゃーん!」


「宏太さん、おはようございます」


「俺、庵ちゃんがそんなに舞台に興味

 もってたなんて、知らなかったよ」


「そうですね…私も最近やっと、自分が本当に

 何をしたいか、の形が見えてきて。

 その為にも、まずはちゃんと舞台のことを

 勉強しなきゃって思いまして」


「そっかそっか、一緒に頑張ろう」


宏太さんが居てくれると、不思議と安心する。

あまり深く聞きすぎないで、だけどアドバイスを

してくれて、そんな優しさが、今の私にはありがたい。


そうこうしていると、劇場についた。


劇場のスタッフさんに名前を告げると、裏に案内された。


「あぁ!君たちが晋太くんとこの子たちだね。

 今日はゆっくり見ていって!」


そう、声をかけてくれたこの人は、晋太さんが

紹介してくれた舞台監督の、粟島さんだ。


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