表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第二十三章
180/185

ついに制作現場に?3


ここ最近、声優さんと絡むこともすごく多くなってきたし

世界の人気声優と言われる、花乃井さんとだって

仲が良いと自負している。(やめなさい)


と、いうのに、だ。


(まてまてまて…わかってたけど。

 ゲームやってんだから、この収録に誰が来るのか

 なんて分かってはいたけど…!!

 それにしても、豪華声優が多すぎて眩しい…!!)


緑山さん…色んなアニメ・ゲーム・ドラマCDに

出てる本当に大御所さんだ…

あ、江ノ口さんもいる。なんか日頃のあのおちゃらけた

雰囲気とぜんぜん違うんだが…さすがだな…(失礼)



「それでは、皆さんよろしくおねがいします〜〜」


スタッフさんの声を合図に、アニメキャラが

画面に映る。まだきちんとした絵ではなくて、俗に言う

”線画”というやつだ。


それと同時に、浅川さんから少し厚めの資料を渡される。


「とりあえず、それがざっくりした絵コンテね?

 今回は元があるアニメだから、絵コンテと線画でも

 十分想像は湧くと思うんだけど…」


確かにざっくりした絵で、ゲームで見るものとは違うけど

それでも私からしたら十分すぎるくらいだ。


「まあ、一応今回は収録なんだけど、半分くらい

 プレスコでもいいかなって制作・作画の人とは話してるんだ」


「……プレスコ?」


「あ、あーーっとね、プレスコっていうのは

 プレスコアリングの略でね、声を先に撮って、その音声に

 絵を合わせる制作方法なんだよ」


「へぇ〜〜、たまに声優さんがインタビューで言ってるやつ!」


「あははっ、そうだね、プレスコの方が声優側の自由度が

 高くて、普段以上に感情を込めやすいのは確かだからね」


浅川さんたちが考えるこれからの進め方。

それは、プレスコと言われる、声優さんたちの声に

合わせて絵を書き直したりする制作方法らしい。

確かに作業量は多いし、出来たものに声を合わせて

貰ったほうが楽なのは、わかりきっているんだけど…

それでも、そうした方が良いのは明らかだった。


「一応、この映像見てもらっていい?」


そう言って見せられた映像は、まだ世に出ていない

アニメ2期が決まって作られたPVだった。


「これ、先に収録したやつですか!?」


「そうそう、それでね、これと…

 こっちも見てもらっていい?」


さっきと同じような内容。だけど、なにか違う。


「ん、これなにか違います?

 音響が違うとか?音声?でも、SEとかも

 さっきと一緒ですよね?なんだろ…」


「これね、最初に見せた方はプレスコで撮ってるの

 同じように演技してもらって、たぶんどっちを流されても

 そんなに大差ないんだけど、作画としても音声に寄せた

 書き方ができるから、なんだかこっちのほうが

 生きてるように感じるんだよね、キャラクターが」


こうやって、改めて違いを見せられると

確かに納得してしまう。細かく見れば見るほど

違いが確かにわかる。


「これから、その制作も見れるんですね…」



知識は多いほうが良い、たしかに私が普段している

構成の作業だったり、作家での活動にはもしかしたら

必要ないかもしれない。それでも、自分の好きなアニメが

出来ていく過程を知れるのは、心躍る。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ