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92.おまけ:登場人物紹介

登場人物の紹介です。

・リッチ=ロード


 本作の主人公。悲惨な死を2度遂げたのち、女神の緊急措置によって蘇ったアンデッドの魔王種。自らのアンデッド化に伴い、人間を死霊術によってアンデッドに変えたり死者の改造による死体損壊など感情から人間らしさが失われている気もしたが元の世界で営業に配属されたことで精神が死んでいたためデフォルトであった。

 アウラ(後述)と出会い、クルスとクロナ(後述)を拾い育てたのち、出鱈目な力を駆使して3人の娘(後述)に恵まれる。死後にリア充をしている気もするが、生前よりも多忙を極めている気もする。


 最近の悩みは、周囲が美味しそうに食事をしている風景を眺めるのが少し辛い。



・アミル


 冒険者ギルド[サイレントウォーカー]の一味。[転生者/剣神スキル]

 転生先の村を滅ぼされ、スキルを駆使して盗賊を撃退することができたが生きる気力を失い、それでも女神の使命を守るために冒険者として生計を立てる。その後ミフネたちやティアラと出会い、冒険者パーティとして頭角を現す。

 大冒険の末[カンジュラ]を救い、国からの功を断ってティアラと共に人生を歩むことを決意する。リッチ=ロードが転生者であることに気付いた時は、ティアラとねずみ姿でどのような時間を過ごしていたのかヤキモキしていた。



・ティアラ


 冒険者ギルド[サイレントウォーカー]の一味。

 動物の友達を見つけるために[エルフの里]を飛び出した不遇なエルフ。とある依頼のすえ本作の主人公と出会い、見逃してもらうかわりに彼を冒険者として手引きすることになる。

 大冒険の末、アミルと共にエルフの里へ戻ることにし、結果的に小鳥(ゴリアテ)とねずみ(ゴライアス)のアンデッドであれど動物の友達を作る事には成功したが、その実、最後までリッチ=ロードの身を案じていた。

 その思い出と敬意を表し、アミルと共同と絵本を書いた模様。



・ボルトス、ミネア、ミフネ


 冒険者ギルド[サイレントウォーカー]の一味。

 没落貴族から冒険者へと鞍替えした異世界を逞しく生きる人間であり、チートを授かったアミルと共に行動できるだけの実力を有する。

 大冒険の末、[カンジュラ]の王族直属の衛士として腰を下ろす。



・セシル/フェリペ


[カンジュラの姫君]と隣国[ゲシュタルトの王子]。

 伝承にある[青い鳥]の熱烈なファンで、青い鳥に扮する主人公の策略とサイレントウォーカーの活躍によりカンジュラの平和を守り、3000年もの歴史を紡ぐ歴代上もっとも繁栄する都市を築くに至った。



・ウラド・シュームリ/宰相


[カンジュラ]の支配を試みた魔族とカンジュラの王に仕えた人間。

 吸血鬼の真祖であり、魔王亡き後効率よく世界を支配するために宰相と手を組むに至ったがサイレントウォーカーの妨害、そしてリッチ=ロードによる圧倒的な力の前に敗北する。

 その後宰相は投獄、ウラドは主人公のアンデッドな部下として元気に働いている。



・月花神

 異世界:アトランティス大陸の創造主の片割れにして、リッチ=ロードが異世界に迷い込むきっかけを作り出した張本人。本作の元凶と言えよう。通称ゲッカちゃん。

 姉の太陽神(ヨウちゃん)と12時間交代で世界の動向を無数のノートパソコンで管理している。


 最近、システムの自動化にハマっている。



・アウラ


 ハーピーにして主人公の嫁。

 当初はハーピーの群れを従えるボスであったが、不妊のため群れから追放される。死に場所を定めたところでリッチ=ロードと出会い、彼との出会いで全てがプラスの方向に働いていると信じている。種族問わず子供が大好きであり、無茶を押して我が子を産むことに成功する。

 夫のアンデッド研究をあまりよく思っていないが、生活と彼の立場を考えると強くは言えないため、その分我儘を聞いてもらうことで相殺している。


 現状の夫婦仲は良好。



・クルス/クロナ


 森の入り口に捨てられた美形の双子。

 物心がつく前からリッチとアウラに育てられ、凶悪な魔物をものともしない実力を有するに至った。成人の儀を無事終え、リッチとアウラの息子と娘として[巣立ち]を受け入れる。


 たまにクロナがギラギラした目で父親を見てくるのが怖い、とは不死王の言葉。



・リロ=ホウスナー


 主人公の住処より北北東の拠点で無念の死を遂げ、復活したデュラハン。

 魔王種の顕現に呼応し、配下として不死王の傘下に入る。クルスとクロナの接近戦の師匠であり、主にランスを使用している様を見たクルスが影響を受け、槍術に目覚めさせた張本人。


 可愛い物に目がなく、アウラが産んだ3姉妹はもちろん、クルスやクロナを過剰なほど愛でるのが日課となりつつある。



・リウム/アニス/カトレア


 リッチの出鱈目な能力とアウラの愛によって生まれた3姉妹。

 元気なリーダー格がリウム、のんびり屋がアニス、話すのが苦手だがもっとも周囲に気を配っているのがカトレア。見た目から判断するのはほぼ不可能だが、身内は全員区別できている模様。


 クルスへの恋心に燃え、彼の子を産むことを目標に日々修練を励む。



・勇者一行


 光り輝き産まれた赤子は[勇者]である、とはこの世界では常識となっている。

 バス事故に遭い、魔王を倒すための過去最多の転生者としてアトランティス大陸に顕現する。力を求め、日々精進するべく様々な苦難に立ち向かっているが、本編では丸々カットされている。


 長野健一、[ファイター]リオン(レオル):剣神

 琴野美咲、[ストライダー]アイリス:索敵

 二階堂修、[ソーサラー]スターチ:魔導知識

 日向愛、[メイジ]ライラ:完全治癒

 上原仁、[ウォリアー]ガイア:憤怒

 鈴宮麻子、[ナイト]カンナ:絶対防御



・デボン


 魔王軍補佐官の魔人族。魔王のため、魔境付近の王国に魔王軍を消しかけている。



・デモンゴ


 イビルアイにしてデボンの部下。虎の威を借りることに一切の躊躇がなく、弱者を見下すのが好きではあるが、上司のパワハラ紛いの任務から来る過剰なストレスによるところもある。自分の幸せを求める余裕もなく、魔王軍のために休みなく業務を遂行中。



・魔王リゲルド


 本作における魔王。先代魔王が滅ぼされたのち、その魔力の残滓より復活を果たしたが先代とは全くの別人。デボンからは世界を支配するために生まれたと教育を受けるが、リッチとの出会いで自らの未来に対して疑問を抱くようになる。



・深淵の教団


 歴史上[死]に塗れたこの世界での真の救済は死を司る救世主の加護のみと信じ、1日2食の木の実とひたすら祈り続けるだけの生活を5年間続け、リッチの死霊術に伴い上級アンデッド[ワイト]として復活を果たす。

 137名からなる[集団のアンデッド]であり、仲間同士で復活させることができ、生前有した数々の魔法を使用することも出来る。[深淵の救済]を説くために巡礼中、難民と遭遇し[古都ファムォーラ]へと導く。現在、建国のためと難民と共に忙しなく働いている。孤児院の管理を任されているが、創造主(リッチ)より一切の教義を説くことを禁じられているが文句はない模様。



・ニーシャ


 不死王の漏れ出した霊力の影響で自然発生した土地妖精のリーダー格。当時は夫がいたが、不死王と敵対したことにより未亡人(?)となる。自らを眷属と自覚し、不満なく領土の管理を行っていた。

 古都へと移住して以来、様々な人間と装飾品の物々交換をすることを楽しみにしている。


・ハノワ


 魔王軍によって滅ぼされたワルダイ王国の冒険者ギルドのマスター。イケメン。

 難民を率いてたことからリッチに人間の代表としてこき使われるが、本人は喜んで世のため人のためと働いている。


 冒険者ギルドの再建を夢見ており、あの手この手で人を[古都ファムォーラ]へ勧誘しようと日夜試行錯誤を重ねている。

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