発見文書 No.024-補
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発見文書 No.024-補
種別:祢古小学校当直日誌
日付:昭和62年8月12日
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祢古小学校 当直日誌昭和62年8月12日(水)当直:山本教諭
08:30 出勤。施錠確認。異常なし。
09:15 教育委員会より電話。2学期の教材搬入日程について。9月3日午前で了承。
10:00 校内巡回。1階・2階・3階、異常なし。
※6年1組教室を確認した際、机の上に原稿用紙の束が置いてあった。
北村教諭の夏休みの宿題(作文)と思われる。夏休み中に教室に置いておくのは不用心なので、職員室の北村教諭の机に移そうとしたが、束が机にくっついているように感じられ、持ち上がらなかった。もう一度試みたが同様。のりづけされている可能性あり。破損の恐れがあるため、そのままにした。
12:00 昼食。妻の弁当。卵焼きがうまい。
13:00 校内巡回。異常なし。
14:45 校庭の散水栓を確認。水の色が一瞬赤く見えたが、しばらく流したところ透明に戻った。配管の錆と思われる。
15:00 プール監視当番の引き継ぎ準備(明日分)。
15:33 時計塔の時計が停止。管理課に連絡。管理課・佐野氏「業者の手配は盆明けになる。しばらく様子を見てほしい」
15:35 時計が自然に動き出した。佐野氏に再度連絡。「修理不要」とのこと。
※停止していた時刻は15時33分。ちょうど2分間の停止。
16:00 校内巡回。異常なし。
※6年1組教室を再確認。原稿用紙の束はそのまま。
ただし、朝と枚数が違う気がする。朝は40枚程度だったが、夕方には厚みが増しているように見えた。数えようとしたが、先述の通り持ち上がらないため断念。
17:00 退勤。施錠確認。
所感:特に異常なし。明日は8月13日、お盆の入り。
【浅川静・編集注】
「原稿用紙の束が机にくっついていた」。「朝と枚数が違う」。
山本教諭はこれを「所感:特に異常なし」と書いた。
異常だらけなのに「異常なし」。大人にとっては「説明がつくこと」だけが「異常」であり、説明がつかないことは「なかったこと」になる。子どもたちの日記には「へんだった」と書かれているのに。
時計塔の停止時刻:15時33分。翌日、同じ時刻に雷が落ちる。




