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天使と悪魔

コン、コン、コン、コン、コン、コン


その音とともに僕は目覚め、ムクリと起き上がる。相変わらずこの部屋は暑い。ガチャリという音が聞こえ、しばらくしてからドアが開き、そのままバタンという音がすると、小さく悲鳴が聞こえたような気がした。その後、間もなくして、悪魔のカチューシャをしたサキュバスとともに、白い羽を生えたフリルで胸を隠したかわいい天使が現れた。


あれ、ムツミくん。なんで裸なの!?

あぁ、あれはこのサキュバス・マウラのペットだよ。


ふざけた冗談をマウラは言っているが、胸を隠すのみのミワもほとんど裸と言っていい。隣の引き締まった全身日焼けで全裸のマウラと対照的に、全身白っぽく小さく可愛らしかった。天使は悪魔にエスコートされるように僕の隣に気恥ずかしいような表情を私に見せながらちょこんと姿勢よく座る。もう一方には、悪魔がドスンと、足を組んでこちらに向けるようにふてぶてしく座った。


どっちかを選べってことか。

つまらないことを聞くな。ペットに選ぶ権利はないよ。


天使はフフっと微笑んだ。この毒々しい空間に一つの癒しがもたらされ、このエデンのソファが一段と神聖な場所に思えた。


ていうか喉乾いた。

クーラーつけないからだろ。なぜなんだ。ミワさんも汗かいてるじゃないか。

やっぱり自然の風がいいだろ。

この部屋、空気の通りも悪いがな

私は大丈夫だよ。ほら、剣道って面とコテもするし、足しか露出しないんだから、暑いのは慣れっこだよ。


たしかにそうだが、女の子だからってこうも裸で密着されると、汗と皮脂がひっついて、それにマウラの脇、熟成した獣臭がして、余計にむさ苦しい。両隣から湿気も湧いてくる。


ミワ、天使の羽、脱がないか?

ムツミくんがいいならそれでいいよ。


ミワはそのフリルを脱ぎ捨て裸になる。そうなると裸になったことが急に意識されて、この暑さも相まって、デロンと僕に密着するように、ソファに倒れ込み天井を仰いだ。露出狂の性格が出たようだ。天使の心が少しずつ溶けていき、堕天使へと変貌しつつあった。そしてなぜか右足を組んで、マウラ同様、足の裏をこちらに見せてきた。僕は両足へ手を伸ばして、それぞれの土踏まずを揉んでやった。


あーめっちゃ気持ちいいよ。

ムツミくん、いいね


実は、ミワの足を揉むのは初めてのことで、その小さな足の裏の硬くなった分厚い皮の感触が指先から伝わった。マウラも一応、裸足で色んなところ歩き回り始めたから、ところどころ血豆のような跡があり、ザラザラとしていたが、やはり大きい足は揉みごたえがある。互いに足が湿ってきて、ローションのようにヌルヌルとテカった。3人それぞれが、その癒しのひとときに、ドロドロとしたたる汗とともにソファへと沈み込んでいった。

しばらく揉んで、疲れてきたので、最後にそれぞれの足を撫でなました。


もう終わりか?

いや、ちょっと休憩。

じゃあコーヒー持ってくるよ。


マウラは4つの紙コップに、冷蔵庫から取り出したボトルのコーヒーを3つに注いだ。


残りの一つはおかわりか?

いや、ミルクが欲しくてな。

まさか、自分のか?

バカ言うな。ペットのミルクだよ。


それこそバカな要求だと思ったが、このあとの展開は分かってるので、仕方なしに床にひざまつく。僕の伸び切った棒を堕天使は興味津々で眺めた。前回は暗くてよく分からなかったのだろう。


足立さんも一回やったことがあるから分かると思うが、しかし、これは、そうではなく乳搾りだ。

うん。この丸っこいのから、ミルクたちが生まれるんだねー。


経験済みっていうのは怖いもので、たとえこのクレイジーな状況に置いても、この異常さに気づかなくなってしまうものなのだ。それはマウラも例外ではない。


出るときは出るって言えよ。


マウラにぱちんと尻を叩かれてウッと声を出してしまった。ミワちゃんは多分心のなかでは爆笑の嵐だろうなぁ。


僕はまずマウラにドロドロになるまでしごかれ始める。たびたび、ウッ、ウッと声が出て、尻の筋肉が収縮して、仰け反る。その姿に、ミワは頑張れと励まし、なぜか汗まみれの背中をさずられる。親密を覚えるスキンシップはうれしいが、ミワちゃんは本当に僕のことをペットだと見えてるのかもしれない。


次はミワの番だよ。


ドロドロで白くなり、ピク、ピク、と小さく跳ねるその棒に躊躇しているようだったが、それも束の間で、ギュッと握られた。僕は、痛みでうぅ!と唸ってしまった。


あ、ゴメン、ムツミくん。本当に乳搾りやるとこだった。

ハハハハハ!


マウラは耳に響く大きな声で笑った。


優しく頼むよ。

うん・・・。


手でゆっくりと、上下運動をされる様に、焦らされてるように思えた。見かねたマウラは、ミワの手に重なるように持ち、ミワをエスコートしてやった。少しづつ早く、ピストンされてしごかれていし、僕も暑く、激しく、気持ちよく、ビクンビクンと体をリズムよく収縮させた。ハァハァハァ、あ!出る!出る!僕の喘ぎに、マウラは急いで紙コップを僕の棒の出口のしたに合わせ、動かないように強く持った。


ほらアダッち、しっかり見ててよ。


急なニックネーム呼びにも動揺せず、一瞬体の動きが止まったと思ったら、びゅるっ、びゅるっ!と勢いよく出てきた。ほらいい子だ!と最後に残って糸を引いてるものを全部引っ張り出した。最後はデロンとだらし無く伸びてるが、マウラはそれをぺろりと舐め、喉の奥に突っ込み、吸い込んで最後の人絞りをゴクリと飲み込む。やっぱりこの風味だよなぁとどこか分かったような口ぶりだ。


絞り出したミルクは、テーブルの上に置かれ、マウラが先にそのミルクをコーヒーに加えてかき混ぜて飲む。僕はミワにミルク入れる?と一応聞いたが、コクリと頷いた。僕は、それぞれのコップにドロっとミルクを入れて、ミワに渡した。


これ飲んだら妊娠しないかな?

そんなことで妊娠したら、ここは子供だらけになっちゃうよ。


マウラは、ニヒヒと笑いながらたしなめた。


あ、そうだ!コンドームなくない?

私も今日は宿題だと思ったから持ってこなかったよ。

じゃあ買ってくるね。


マウラは悪魔のカチューシャをつけたまま、財布を持って全裸で出ていった。


え!?

いや、あいつは大丈夫だ。


外を見ると、裸で堂々と歩く悪魔の姿が見えた。


あれ、私も真似してみたいな・・・

いや、やめておくほうがいいかもな


それにしても、終業式の日、裸足で体育館に立っていたのは、マウラ、ミワ、僕の3人だ。裸足で学校を歩く風景も板に付いていたが、やっぱり裸足までは抵抗があるか。素足の子は半分近いけど、その裸足文化もこの代で自然消滅するんだろうな。


そういえば、これからムっくんって呼んでいい?

構わないよ。


ミワとまた親密になった気がする。


部活、めんどくさいね。

え、まぁね


この剣道にひたむきな女子からこんなことを聞くのは初めてだった。

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