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事実確認

マウラには、明日の朝行っていいか?とメッセージで送ったら、週末はオールタイムOKと来た。 そして足立には、例の動画を誰にも晒してないな?とだけ送った。既読はなかなかつかない。


家に帰るのが久々な気がする。やっとの思いで帰還した兵士のような気分で、家族が作るご馳走を食べ、髭を剃り、ゆったりと風呂に入った。やはり、こういうありがたみって、なかなか気づかないものなんだよな。家族にまた夜友達の家に行くと話し、ちょっとだけ仮眠した。

目覚ましのなる時間には、今行けばちょうど終電まで2本という頃合いだったので、洗濯したばかりの濡れたままの制服で、マウラのいるとこまで向かった。誤ってサンダルを履いてきてしまったが、仕方あるまい。それにしても制服が濡れていると、さすがに寒いな。夜風が僕を冷やし、なかなか乾くことはなかった。


コン、コン、コン、コン、コン、コン


6回ならすとガチャリと鍵が開く。相変わらず、自分から開けてくれないのでガチャリと開けると、全裸で悪魔のカチューシャをしたマウラが電気をつけ目の前にいた。


やあ!

今日は茶番はできないぞ


サンダルを脱ぎ、揃えないまま、ベタベタとマウラに腰を当て、ソファーにエスコートした。マウラは股を開き、僕がいてもまるで気にならない様子だ。それにまだあの汗の臭いが漂う。


はぁ今日の学校は気持ちよかったよ。

余韻に浸っている場合じゃないんだ。卵産んだだろ?

え?あ!


マウラは何か心当たりがあるような動揺を見せた。僕はメッセージアプリを開き、その一部始終を見せてやった。


確かに卵を産んでるみたいだ・・・。それに尻をこんな風に晒したのか。カエルみたいでみっともないな。

自分でも思うのか。

これ足立さんから?

足立さんにも、私は私の足立さんに、変態野郎の汚名が着せられるわけか。

これ、晒された場合、どう思う?

ま、私の真実の姿を晒すことになるからいいんじゃない?

学校にいられなくなるぞ?

う、それは困るな。

ちなみに、その卵を産んだあと、どうしたんだ。

思い切り渡り廊下を走って2階のクラスの棟に戻ったよ。颯爽と通り抜ける風が気持ちよくて、そのまま教室まで走っちゃった。なんか注目されてるなって思ったら、足じゃなくて私の恥ずかしいところが晒されてしまってたんだな。

恥ずかしくなかったか?

なんか、もう今更感ヤバいね。


マウラはちょっと上を見上げて、達観したようににこやかだった。


その後の授業は?

もう隠すのも面倒になって普通に股開いて授業受けたよ。それが何とも言えず、清々しくてね。

なんか授業中まで自慰行為をしそうだ。とりあえず学校行くときはパンツ穿けよ。


若干悪寒がする。もしかして、風邪でも引いてしまったか。


なんかお前臭くないな。

あぁ、風呂入ったからな。お前は入ったか?

そこは大丈夫だよ。それよりも裸にならないか?


僕もなんとなく彼女とこのエデンのソファーでいるときは裸でいたかったので、脱いだ。


うう、寒い。

今までそんなこと言わなかったじゃないか。

とりあえず寝かせてほしいな。


僕はいつもの位置でソファに寝転んだ。ただ悪寒がひどく体を丸めて震わせた。その様子を見たマウラは、僕の後ろ側に、挟まり込んで抱きついて僕を温めてくれた。それは、胎児に遡ったかのような原始的ともいえる優しく包まれた暖かみを覚えた。


体火照ってるな。熱でも出したか?

多分そうかもな。

こうしていれば明日には良くなるよ。


その言葉が、静かな心の安らぎをもたらし、僕は眠った。

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