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骨董魔族の放浪記  作者: 蟒蛇
第9章
123/189

英雄の血

今回も更新が大幅に遅れ、申し訳ありません。

恐らく今章中はこの状態が続くと思いますが、日はまたがないように頑張ります。


諸事情により、121部の題名を変更しています。

中身に変更はありません。

 睨み合う2人の女。

 金と黒の髪をなびかせ杖を構えるエルフの少女と、鮮やかな茶色の髪をなびかせ周囲に魔獣を従えた魔族の女。

 先に動いたのは魔族の女、シューランであった。

「シュィィィィィィィィィィッ!」

 空気の漏れる様な、擦れた音がシューランの口から発せられる。それを合図に、彼女の周りのヘビやトカゲの魔獣が動き出した。シャリーへと向かうのではなく、その後ろのドール軍の戦士達の下へと向かっていく。その数は10体で、そのいずれもが人間ヒューマスよりも大きな身体をした、強力な魔獣であった。

 それと同時にシューランの身体にも変化が起きていた。鱗の様な痣が全身に広がり、艶やかな茶色の鱗となっていく。口が大きく裂け、2本の鋭く大きな牙がその姿を見せる。蛇人ウィル・アングィスとしての本来の姿を現したのである。

「私の従魔達は他の雑魚とは違う。お腹を空かせたあの子達がご飯を食べてる間に、私はあなたの相手をしてあげる」

 そう言ってシューランは大きな口を歪めて笑う。2本の牙の間から、先の割れた長い舌がチロチロと揺れている。

 シャリーは歯噛みし後ろの様子を窺う。もともといた大して強くもない魔物達は粗方倒されている。しかしシューランの従魔達はそれよりも強力。1体であればライカ達でも対処が可能だが、それが10体ともなるとかなり厳しいように思えた。しかし目の前で魔力を巡らせる蛇人ウィル・アングィスを相手にしながら、従魔達を倒すことの方がより厳しかった。

「シャリーさん! こいつらは俺達に任せろ!」

「嬢ちゃんはそいつを頼む!」

 遠く後ろからライカとマーシルの声が響く。状況を察したのか、シューランの従魔の相手を引き受けると大声で叫んでいる。その声に少しの間、考えを巡らせるシャリー。

 シューランとその従魔を同時に相手取るのは現実的ではない。ならば片方ずつ処理していくしかない。シューランを倒し、続けて従魔達を倒すのだ。そう考えたシャリーは、ライカ達の声を返す。

「後ろはお任せしました! すぐに行きます!」

 すぐにシューランを倒し、ライカ達の下へと駆けつける。そう考えるシャリーの言葉に、蛇人ウィル・アングィスの女は大きな口を更に歪める。

「私をすぐに倒して助けに行くつもりみたいだけど、あなたにそれが出来るかしら?」

「そんなことよりも、貴女は自分の心配をした方がいいんじゃないですか?」

 挑発的な言葉を互いに送る2人。それぞれの魔力が大きく膨れ上がっていく。張りつめる空気の中、シャリーは杖を胸の前に掲げ、シューランは腕を大きく広げる。そしてシャリーが魔法を詠唱しようとした瞬間、シューランがシャリーに向かって駆け出した。

 敵の予想外の動きに戸惑うシャリー。敵が魔力強化をしている気配がなく、距離があった為、魔法の打ち合いになるだろうと考えていた。しかしシューランは魔法を使わず走り出し、その間に魔力で身体を強化している。両者の距離がどんどんと縮まっていく。

 シャリーは慌てて、使おうとしていた魔法を別のものに変える。

「氷雪よ、盾にっ!」

 しなる鞭の様にして迫る蛇人ウィル・アングィスの腕の前に、小さな氷の盾を生み出す。それはシューランの腕にたちまち砕かれ、しかし次の詠唱の為の僅かな時間を稼いだ。

「幾重にも重なる盾となれっ!」

 砕かれた氷の欠片が膨れ上がり、いくつもの盾が2人の間に展開される。再び振るわれたシューランの腕が盾を破壊するが、砕くことができたのは表面にあるものだけ。盾の群れの、防壁としての機能は健在だった。

 シューランは距離を取り、シャリーの様子を窺う。その数歩の距離は、魔法ではなく剣や拳で戦う者の距離であった。

「エルフに魔法を使わせると厄介だからね。けど、この距離じゃ強い魔法は使えないでしょ?」

 密集した盾を散開させ自身の周囲に浮かべるシャリーに対してシューランが言う。それを聞くシャリーの表情は悔しそうであった。彼女の言う通り、今の状況では自身の強みを生かすことができない、と。

 シューランは格闘よりも魔法を得意とする魔族である。自身の従魔達に敵の相手をさせ、その間に強力な魔法を唱えて放つ。それがいつもの彼女の戦い方であり、不得手な格闘戦の為にわざわざ距離を詰めることはない。しかしそれは魔族の中に限った話である。

 魔族であるシューランの身体は、人族よりも遥かに強く、魔力強化がなくとも人族にとっては驚異的である。その差を埋めようと魔力強化をしようとも、当然の様にシューランも魔力強化を使うことができる。その為、ヴァイスの様に人族の中でも極まった剣士達ならいざ知らず、身体の弱い魔法使いでは勝ち目はない。

「いつまで持つか楽しみね」

「くっ……!」

 シャリーは苦し紛れに魔力を身体の強化へと回す。魔族の血が入っているとは言えエルフの特徴が色濃く出たシャリーは、さして強靭な身体を持っているわけではない。たとえ魔力強化をしようとも、接近戦の技術がないのだから、ただの足掻きでしかなかった。

 シャリーの悔しげな表情に満足したのか、シューランが再び駆けだす。距離を詰め、シャリーに向かって腕や脚を振るう。その鞭の様にしなる攻撃を、シャリーは氷の盾で防いでいく。盾は砕かれるものの、シューランの攻撃の合間を縫って新たに生み出し、またシャリーからも攻撃を仕掛ける。

「氷雪よ、礫となれっ!」

 短い詠唱で氷の礫を打ち出す。致命傷とはならずとも痛手を与えられれば、または回避して距離をとってくれれば、時間が生まれる。それを契機に、攻勢へと転じる。そんなシャリーの考えは呆気なく潰えた。

 顔の前で交差させた腕が、氷の礫をいとも容易く弾いていた。氷礫は砕け散り、シューランがシャリーへと迫る。

 慌てて盾を集めるが突進の勢いを止めることはできず、氷は砕けシャリーは後方へと吹き飛ばされた。

 目まぐるしく変わる景色。視界が定まると、駆けてくるシューランの姿があった。

「土の壁よっ……!」

 大地から土壁がせり出す。迫りくるシューランの拳を防ぎ、しかしひびが入りパラパラと壁のかけれが落ちていく。

「打ちつけ、吹き飛ばせっ……!」

 再び拳を突き出すシューランに向かって、土壁が迫る。斜めから押し上げる様に迫る土壁にシューランの身体は浮き、もろともに宙を舞った。

「森羅抱きし精霊よ、我は汝にこいねがう……大地を侵すは汝が敵、それを阻むは汝が友……命を侵す刃より、汝の友を護り給えっ!」

 シューランの身体が宙にあり身動きが取れない間に、精霊魔法を詠唱。蛇人ウィル・アングィスの攻撃にどこまで耐えられるかは分からないが、少しでも身を守る手段を増やしておきたかった。

「中々やるわね。でもこんな攻撃、蛇人わたしたちには効かないわよ」

 優雅に着地したシューランは、両手を広げ余裕を笑みを浮かべる。流石に服には破れがあるものの、その身体には傷1つなかった。魔力で強化された彼女達の鱗は、その身を守る強靭な鎧となりシャリーの攻撃を防いだのである。

 シャリーは歯噛みする。シューランを倒すには強力な魔法を使わなければならない。しかしその隙を相手は与えてくれない。今の様に相手を吹き飛ばすことができれば取れる手段もあるが、同じ手が2度も通じるとは思えなかった。

「我慢強さとしつこさには自信があるの。このままじっくり弄びながら殺してあげる」

 焦りを見せるシャリーに対して、シューランは勝利を確信した様な余裕の笑みを浮かべている。シャリーの辛い戦いは、まだ始まったばかりであった。


「突き上げよっ!」

 地面を擦る様にして、シャリーは杖を振るう。風切り音と共に杖がシューランに向かい、追随する様に大地がせりあがる。鱗を貫く威力はなくとも身体を浮かすには十分な攻撃を、シューランは大きく右に移動し回避する。そして杖を振り上げ隙のできたシャリーへと迫る。

「風よ、切り裂けっ!」

 シャリーはすぐさま杖を振り下ろす。土の盾に攻撃を防がれ、もう1度殴りかかろうとするシューランへ向けて。攻撃を止め、シューランは杖による打撃を腕で受け止める。軽い衝撃の後、いくつもの風の刃が襲い掛かる。だがシューランは止まらない。杖を払いのけ、長い足を振り回す。

 シャリーは慌てて距離を取ろうとするが間に合わない。シューランの脚は土の盾を砕き、シャリーに迫り、防御の為に引き戻された杖ごとシャリーを吹き飛ばした。土の盾が威力を和らげたとは言え身体が吹き飛ぶほどの威力に、シャリーは息を詰まらせながら地面を転がった。

 激しくせき込みながら視線を上げれば、駆けてくるシューランの姿が見えた。息のできない苦しさの中、土を握りしめ無詠唱で魔法を使う。いくつもの土の槍が、シューランへ向かってせり出てくる。

 シューランは走る速度を落とさず大地を蹴り、自分を迎える土の槍を躱す為に跳躍した。その一瞬、シャリーが息を吸う間が生まれた。

「風の、槌よっ……!」

 絞り出す様な声でシャリーは魔法を唱える。見えない風の塊がシューランにぶつかり、宙にあるその身体を後方へと弾き飛ばした。

 せき込みながら杖を支えに立ち上がるシャリーに対し、シューランは優雅に着地する。

「無駄な足掻きを。もうそろそろ諦めたらどう? 降参しても楽には殺さないけど」

 シューランは口を大きく歪め、長い舌をチロチロと這わせる。もう何度目かになる攻防。身体中が痛みを訴えるシャリーに対し、シューランの身体は全くの無傷だった。

「私は、諦めませんよ……」

 シャリーは身体の痛みに耐えながら杖を構える。助けが来ることなど期待していない。しかし今ここで諦めてしまえば、多くの人が蛇人ウィル・アングィスの手によって殺されてしまう。その被害を抑える為にも、少しでも粘らなければならない。そう思うシャリーの後ろから、彼女へ向かって駆ける足音が聞こえてきた。

「シャリーさん、お待たせ! 助けにきたぜ!」

 くすんだ金髪を短く切りそろえた少年が、シャリーとシューランの間に割って入り剣を構える。

「私達が時間を稼ぎます。シャリーさんはあの魔族を倒す魔法を!」

 緩く波打つ金髪をなびかせながら、少女が魔族へ杖を向けている。

「ライカさん、ロザリーさん!?」

 シャリーの危機に、2人の少年少女が駆けつけてきたのであった。


「お2人とも、どうしてここに!? 危ないから下がっていてください!」

 突然やってきた2人に驚くシャリー。身体中ボロボロで負けそうな彼女が言えたことではないが、その言葉通りシューランは2人が敵う相手ではなかった。

「後ろは大丈夫。あの魔獣達はマーシルさん達と他の冒険者達で何とかしてるから」

 ライカはシャリーの問いには答えず、聞いてもいない後陣の状況を話し出した。マーシルが中心となって冒険者達の指揮を執り、シューランの従魔と戦い、戦況はおおむね優勢であるという。それを話しながらもライカは鋭い視線を、シューランから外すことはなかった。その後ろではロザリーが静かに魔力を巡らせている。

人間ヒューマスの子供が2人で何をしようっていうの? あなた達じゃ私を殺せないわ」

 ライカ達の加勢を、シューランは嘲る様に見ていた。身体を強化しているライカの魔力も、魔法の為に巡らせているロザリーの魔力も、彼女にとっては取るに足らないもの。何の障害にもならない相手だった。

「けれどそこのエルフに強い魔法を使われると厄介だから、残念だけどあなた達はすぐに殺してあげる」

「やれるもんならやってみろ! シャリーさんは魔法を!」

 シューランの言葉に、ライカは苛立った様な様子で応え、シャリーが止める間もなく駆け出していった。ロザリーもそれを止めることなく、自身の魔法に集中していた。

 慌てるシャリーだが、2人の距離はすでに剣が届くほどまでに縮まっていた。このまま魔法を使えばライカを巻き込んでしまうし、そもそもシューランをどうにかできるほどの魔法を使うには時間が足りない。

 ライカに迫る死の運命に青褪めるシャリー。目の前で人間ヒューマスが無様に命を落とす光景を思い、愉悦の表情を浮かべるシューラン。

 硬い鱗に覆われた蛇人ウィル・アングィスの拳がライカへと迫る。脆い人間ヒューマスの身体を容易く砕くその拳は、見事にライカに受け流された。

「えっ……?」

 行き場を失った力がシューランの身体を引っ張り、彼女は思わず前のめる。そこへライカの剣が迫り、シューランは慌てて腕を引き戻す。蛇人ウィル・アングィスの鱗は剣を弾き、しかし続けざまにロザリーの魔法が迫り、無詠唱で放たれたそれがシューランを吹き飛ばした。

 地面に降り立ったシューランは呆然と、2人の人間ヒューマスを見つめていた。身体は全くの無傷。しかし一体何が起こったのか理解できなかったのだ。どうしてこんなに弱い人間ヒューマスを殺せず、あまつさえ反撃を受けているのか、と。

 シャリーが戦いの経験が少なくシューランに接近を許してしまった様に、シューランもまた接近戦の経験が乏しくライカの剣士としての力を見誤ったのである。

 魔族の身体は強靭で、魔力強化が伴えば人間ヒューマスには手に負えない。しかしライカは、その動きを見切れる程度には身体も強く、魔力強化も使いこなせていた。技術の伴わない直線的な攻撃であれば、たとえ身体能力で劣っていようとも捌くことができるのである。

 加えてロザリーの魔法の使いどころが絶妙であった。ライカの攻撃の隙を埋める様に放たれた魔法は、威力は弱くシューランの鱗を砕くことはできない。しかし無詠唱とは思えない威力であり、重くはないシューランの身体を吹き飛ばすには十分であった。

 ライカがシューランの攻撃を封じ、ロザリーがその身体を吹き飛ばす。両者ともに相手を殺すことはできないが、時間を稼ぐというライカ達の目的は十分に達せられるのである。

「くそっ! 人間ヒューマス風情が、調子に乗るんじゃないわよ!」

 激昂したシューランが再びライカに殴りかかる。先程よりも身体に魔力を込めて。しかし結果は変わらない。受け流され、ロザリーの魔法で後ろへ押し戻されてしまう。

 魔法を使おうにも詠唱は邪魔をされてしまい、無詠唱の小規模な魔法は軌道を読まれて躱されてしまう。シューランがシャリーにやっていたことが、奇しくもその身に返って来たのである。

 その様子を見て、少しの間なら何とかなるだろうと、シャリーは思った。そして自身の魔法に集中する為、身体の強化を解き目を閉じた。

「不動なる閉じた世界の精霊よ、我は汝にこいねがう……汝の息吹は凍てつく雪風、汝の歩みは降り立つ霜……汝の御腕は熱を奪い、汝の抱擁命を奪う……汝の澄みし玉体を、拝すは動かぬ冷たき骸……世界を閉ざす御力の、欠片を我へ下賜し給えっ!」

 膨れあがるシャリーの魔力を糧に、何かがその頭上へと現れた。僅かに青みがかった透明なその何かは、ユラユラとシャリーの頭上で揺れている。

「お2人とも……もう大丈夫ですよ」

 シューランは背筋が凍るのを感じた。ヘビに睨まれたカエルの様に立ち尽くし、視線は得体の知れない何かに注がれていた。ライカ達も言い知れぬ震えを感じながら、シューランから離れていく。

「これで、お終いです」

 2人が離れたのを見てシャリーが言う。もう何が起ころうともシャリーの勝利に揺るぎは無かった。

「それは、一体……」

「こちらの御方は世界を統べる精霊の1柱、氷雪を司る大精霊様です。未熟な私ではそのお姿を拝することもできませんが、こうしてそのお力の欠片を御貸しいただいているのです」

 世界に数多いる精霊の中で特に強い力を持ち、自然そのものとも言える大精霊。その大精霊自体を喚び出す精霊魔法の極意とも言える魔法を、シャリーは使ったのである。

 シャリーの力ではぼんやりとした影しか喚び出すことができないが、完全な状態で大精霊を喚び出すなどアルクラドほどの魔力がなければなしえないことである。そもそも喚び出すこと自体が困難であり、この魔法が使えたのはエルフの英雄の血を引くシャリーだからこそである。

「大精霊……? そんなの喚び出せるわけないじゃない!」

 シューランは震える身体に鞭打ち、視線をシャリーへと戻す。

 いくら魔法に長けたエルフとは言え、大精霊ほどの存在を喚び出せるわけがない。この距離ならすぐに懐に入れる。人間ヒューマスの剣士の邪魔が入る前に殺してやる。

 そう思い駆け出そうとするシューランの前に、青く透明な何かがあった。

 シューランの身体がピタリと止まる。今まさに駆け出そうとする姿のままを留め、見れば薄く霜が降りている。シューランの身体から、熱が失せ命の火は消え、彼女は物言わぬ冷たき骸となり果てた。

 あれほど苦戦したシャリーの戦いは、驚くほど呆気なく終わった。

 そして、氷雪の大精霊がその影を消すのと当時に、魔力を使い果たしたシャリーは地面に倒れ込むのであった。

お読みいただきありがとうございます。

シャリーの大活躍とはなりませんでしたが、ライカ達の手を借り、何とか勝利となりました。

次はようやくアルクラドの戦いです。

次回もよろしくお願いします。

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