第四章 第12話「七つの宝具、最終決戦」
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空中都市の中心遺跡。
透真――篠原透真は、仲間の御影詩音と天城零司と共に、ついに七つ全ての宝具を手に入れた。
黒光の鎖が腕で脈動し、フェトラルが意思を伝える。
七つの宝具の力は、無能力者だった透真を、異能者たちを凌駕する存在へと変えていた。
「……これが、俺たちの力だ」
透真は胸に宝具を握り、決意を固める。
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突如、空中都市全体に影の異能者たちが姿を現す。
赤い瞳と触手状の異能を操る刺客たちが、七つの宝具を奪おうと迫る。
「来たか……!」
透真は鎖を振り、七つの宝具の力を融合させた触手で敵を絡め取る。
黒光の渦が触手を巻き込み、雷光と水流が同時に追撃する。
三者の連携は七つの宝具の力で格段に向上し、敵を圧倒する。
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影の異能者たちは数で攻め、空中都市の複雑な地形を利用して透真たちを包囲しようとする。
しかし、透真は宝具の力を最大化し、触手と雷光、水流の三位一体で敵の動きを封じ込める。
(七つの宝具――仲間と共に、全てを守る!
この力で、絶対に負けはしない!)
触手が渦を巻き、雷光が敵を分断し、水流が残りを押し流す。
影の異能者たちは次々と劣勢となり、撤退を余儀なくされる。
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戦闘の末、空中都市には静寂が戻る。
透真は七つの宝具を胸に握り、黒光の鎖に力を込める。
フェトラルの意思が、勝利を共に喜ぶかのように脈動する。
「……これで、全て終わったのか」
詩音が微笑み、天城も拳を緩める。
透真は拳を握り、深く息を吐く。
(七つの宝具――仲間と共に、全て手に入れた。
この力で、仲間も世界も守れる――)
無能力者と呼ばれた少年――篠原透真は、仲間と共に七つの宝具を揃え、最強の力で影の異能者たちを打ち倒したのだった。
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