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旅立つ前に 2

周りや向こうがわからぬ靄、一人か二人分しか道幅のない白き道を歩むヴィーザル。


道は行き先を示すように白の中にも煌めきを含み、どこまでも伸びていて果てを見ることはできない。



そして、歩いていくと道以外の景色が靄から薄いグレーのカーテンが幾重にも重なる回廊になる。


色が少しずつ濃くなり、黒に近いグレーになるとひらりカーテンがなくなり、周わりの景色は宇宙空間へ。



ヴィーザルは銀河や星々を気にせず歩き、道の終着点、左側は白・右側は黒の磁器のようにツヤツヤした観音開きの扉がある。



そこを開ければ白い居住空間に出る。

その廊下には、紫色の蛇が自らの尻尾を咥えた『ウロボロスの扉』や藍色の扉に白狼二匹が金の玉と銀の玉を咥えて太極図のようにお互いを追っているような図の細工を施した『白狼の扉』があるがヴィーザルはそれらの扉には気にもかけずに廊下を歩く。


視線は廊下の奥を見据えて。



歩いていくと白く広い空間に出る。

そこには空間ギリギリのとても大きい六角水晶があり、その前には白い円卓でティータイムを楽しむ…一人の女性がいる。

ヴィーザルはかの女性と少し離れた、会話ができる範囲で立ち止まり片膝をつく。

距離的には三メートルぐらいだろうか?


髪の毛は長く、銀糸の如く煌めく。

身体は艶やかなバツグンのスタイル、ボン・キュ・ボンのスラリと長い足のモデル体型。

しかし、目を惹くのはそこではなく身体の中心から縦左半分はアルビノのように白に近い肌色に、右半分は真っ黒なのである。



まるでオセロの駒を横から見たように身体の色が半分ずつ違うのである。

なぜ身体の色が解るかというとかの女性が着ておられるものが胸と局部は隠されている、スリットの入ったシースルードレスだからである!


「お久しぶり。紅茶はいかが?」白の方が喋り。

「いや、結構です。ご遠慮させてもらいますよ。」

「そう」「せっかちだね~。」

青と赤のオッドアイを伏せて、口元は苦笑がちに笑みを作る。


一口飲み、カチャリ。カップをおくと

「「それで?何か話がある(のでしょ?)(んだろ?)」」


…ここまでくればわかるだろうか?

この銀髪の女性の口から、いや、この女性は二つの人格ならぬ神格を持っている事を。

白い肌・青の瞳は、凛とした可愛らしい若い女性の声が。

黒い肌・赤の瞳は、優しさと厳しさを持ち合わせた、どこか割腹のいい中年の女性のような声がするのだが、片方しか喋らない時はそちら側の口しか開かないので見る人にとっては、ホラーかもしれない。


「貴女の言う通りになりましたよ。」

「そうだろうね~。時々『見ていた』からね。」








読んで下さってありがとうございます!


解る人には解る、あの女神様が登場です♪

ち、痴女じゃないよ((((;゜Д゜))))

セクシーなだけ…この方が痴女ならか○う姉妹も痴女だもん!(爆)


そして、中途半端ですみません((((;゜Д゜))))

データ消えるかも事件が起こり、積み上げたものを失う焦燥感を経験し、投稿することを決めました。(激謝)


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