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少し考えれば、わかることである。
パリーピは好条件と言ったが、実際、その言葉を飛び越しているような勢いである。
好条件とは、良い条件、という意味だ。
しかし、だ。
その意味を飛び越してしまっている。
とうに飛び越してしまっている。
この、
「良い」
を飛び越して、
「良すぎる」
というわけなのだ。
そう。
良すぎる条件なのだ。
3000万ネカでやり取りされるであろうものを500万ネカで譲る、というのだ。
ありていに言って、大盤振る舞いだ。
いや、この言いかたは少しぶれている。
実際、大盤振る舞いすぎる。
破格の取引である。
出血大サービスである。
ネットで漁った程度の知識だが、出血大サービスという言葉は、一般的には、たいへんなお値打ちとかお買い得な状況で販売しているという意味で用いられる売り文句の一つである。





