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7-502

 ふっと肩をすくめたラテュレは、


「ま。これだけ長く生きてるとね、いろいろわかってくるものよ」


 などと、言う。


 それも、しみじみな調子で言うものである。


 それこそ、番茶をすすりながらのような調子である。


 なので、俺としては、


「……その系統の台詞はお前にはまだ早いと思うぞ」


 と、応じた。


 かすかにツッコむに(とど)めておいた次第である。


「そ?」


 ラテュレは、小首をかしげた。


「多分な」


 ラテュレにはそうは言ったものの、俺としても、ラテュレと同じ意見だった。


 俺は、


(まず……)


 と、ちらとゲイナーをみた。


 この期に及んで、ゲイナーが嘘を言うとも思えない。


 パリーピの牽制も効いている。


 ことここに至っては、嘘を言うこと自体、ゲイナーにとってはリスクのある行為になる。


 だから、ゲイナーの言っていることは、本当なのだろう。

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