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正直、心情的には、
(キター)
ではなく、
(きたああああああああああ)
である。
歓迎されるべき、きた、ではなかった。
もっともな話だ。
ある意味、当然の帰結である。
この指摘がこないわけがない。
どうでるべきか。
どこまで言うべきか。
かちっかちっと部屋の掛け時計の針の音が響く。
その響きは、行動を急き立てているようだ。
いや、そう感じること自体、余裕がなくなっているせいかもしれない。
俺は、ちらと横にいるサードを見た。
「……」
実際のところ、俺の横には少女がいるのである。
もともと子猫で今は少女の姿のサードがいる。
それだけで、驚き、桃の木、山椒の木である。
件のサードは、ただ今まさにこの場にいるのである。





