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魔力と聞けば、魔法とか、そういう言葉が連想される。
それに詳しいのは、おそらく魔法使いだ。
そのように考えられる。
一方、わかっている情報だけで客観的に捉えた場合、ゲイナーは有力な地主の資産家、そういう見方になる。
ありていに言ってしまえば、普通、一般人、そういうカテゴリーに属するのではないだろうか。
冒険者や魔法使いなどではないのだ。
その道の専門家などではないのだ。
そういう人物が、ラテュレが言っていたような話、そういったことに通じているのだろうか。
サードがどういう存在なのか知っていただろうか。
首輪が普通の首輪ではないということ、どういう代物なのか知っていただろうか。
ここで、
(……いや)
と、立ち止まった。
勿論、逆の発想もある。
俺のいた世界には、クックでパットな料理レシピのコミュニティウェブサイトというものもあった。
サイトで調べれば、餅の作り方は載っている。
だから、
「餅屋じゃないけど、餅作ってみました……どん!」
的なこともありえる話だ。
ありえない話ではない。





