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謎の、ふわる、というワード発動である。
想像に難くない。
おそらくは、ふわふわしているものを触る、という意味なのだろう。
ここで、ロウナが、
「あ。一回ふわるには、一杯私におごる必要がありますので」
「……がーん」
イフの謎のワードにのっかりつつかつ謎のルールを発動したロウナに謎のがっかり感を隠しもしないイフである。
なにか高度なやりとりが行われている感、なきにしもあらずである。
ロウナは、俺のほうに向きなおって、
「パリーピも間もなく参るかと存じます」
と、言って、
「ゲイナー氏も一緒のはずです」
と、続けた。
「どのくらいで来るの?」
と、サードが遠慮のない感じで聞く。
サードの問いは、もっともだ。
だが、聞くのも野暮だ。
なにか事情もあるのかもしれない。
事前の手続きとかそういうものがあるのかもしれない。





