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マーシャルは、そのまま話を続けていた。
それはまるで、
「あのさー、この前ねー」
という、給湯室での世話話的な調子である。
「その後、ちゃんと『すみません。ちゃんと反省してアイマス』と謝ったのに、『していますとアイマス、被ってもいない!』と声を上げるんですよ。ちょっと酷くないですか?」
困ったように眉をひそめたマーシャルに、
「酷いのは、謝りかただと思いますよぉっ?」
と、つんと添えるように応じた俺だった。
しています。
アイマス。
しています、アイマス。
俺は、心中うめきながら、
(強引すぎる……)
と、ジャッジしていた。
被りもしていない。
ゆえに、これは、楽々と審議中案件である。
「ですから、『そんなに声を大きくされては、他の者に聞こえてしまアイマス』とやんわりとたしなめたのに、『しまいますとしまアイマスでかけるな!』と、怒り出す始末です。ゆゆしき事態です」
困ったように眉をひそめたマーシャルに、
「その煽りがゆゆしいだけなんだよなぁ!」
と、つんと添えるように応じた俺だった。





