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「アイマ・ス」
そう聞こえた。
「当ギルドのギルドマスターの名です」
マーシャルがそう続けた。
「……」
俺はわずかに沈黙した後に、
「あっ、はい……」
と、応じていた。
やや声をひそめたマーシャルは、
「ギルマスという呼称と自身の名前が被ることが、どうにも気に入らないそうです」
と、言った。
俺はわずかに沈黙した後に、
「……あっ、はい」
と、応じていた。
なんか思いきり私的だった。
その理由は思いきり私的な様相を呈していた。
「予想外でした?」
俺はわずかに沈黙した後に、
「……あっ、はい」
と、応じていた。





