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 もうこうなると、いろいろな可能性だらけである。


 可能性のバーゲンセールだ。


 俺たちは、それらを押し付ける。


 サードにとっては、それらを唐突に突きつけられる形である。


 押し売りである。


 そして、


「おおおおおおっ」


 俺は、駆けていた。


 俺は、大きく左に回り込んだ。


 半円を描くような格好である。


 そして、自身に迫ってくる(エル)字棒Bを視界に捉えていた。


 イフの"小さな(リトル・アクア)"によって飛行軌道が捻じ曲げられた(エル)字棒Bである。


 あっという間に、目の前に迫ってきている。


 俺は、ざんっと立ち止まった。


 構えた。


 軽く息をのみこむようにして、


(落ち着いて……)


 俺は、エクスカリパーを大きく振りかぶった。


 さながら、バッターのようにである。


(いく……!)

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