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偽物?・本物?・女神様


偽ヴェルダンディ)(目覚めなさい愛しき子らよ・蹂躙され悲しみに打ちひしがれし者達よ・立ち上がり戦う時です・貴方達に戦う力をヴェルダンディの加護を授けましょう・さぁ目覚めなさい)


集落の住民は全て飛び起きる。

ヴェルナはイリュージョン(幻影)の魔法で、空中に姿を投影して擬似女神を作り出している。

イメージした通りに声を出し・仕草、表情までコントロールできる、人を呼び出したりする為の初級の便利魔法だったりする、その用途は多彩だ。


偽ヴェルダンディ)(私は集落の助けとなる者達と共に貴方達を待っています。)


集落の住人は直ぐに集まった、その手には銃や槍・角材・棍棒・鉄パイプ等持ち寄り、宙に浮いた女神に驚いている。


ヴェルナ)真夜中に皆様を起こしてしまい申し訳ありません、私は女神様から願い請われ、この集落を訪れました。

その願いはこの集落から攫われた者達を、助け出して欲しいと言うものでした。

私達はその願いを受けこの集落を訪れましたが、悪辣な村長むらおさに閉じ込められたまま。

しかしハンスと言う勇気ある少年に牢から助け出して頂けました。

私は助けて頂いたご恩をお返ししたいと思います。


ヴェルナがさっと手を掲げるとガロやってくる、メイド服を着た奴隷達が下りてきて、集落の住民全員に手渡される槍と盾・鎧が渡される。


偽ヴェルダンディ)(その槍には風の加護、盾には守りの加護、最後に鎧は光の加護の力を持っています、槍は突き出せば衝撃の力となり敵を吹き飛ばします。

盾はあらゆる攻撃から守ってくれることでしょう。

光の加護は貴方達の身体能力を極限にまで高め、目にも留まらぬ速さで敵を圧倒する事が出来るでしょう。

一途な少年の祈りが届き、此処に顕現が叶いました今度こたびの事がらに限り力を授けましょう。

少年ハンス、毎日祈りを捧げ夢を諦めない姿勢、自らが傷つき命の危険が在ったにもかかわらず、我が協力者を助けた行為は大変尊とうといものでした。

その行為に対する褒美として人質となっている者達へのうれいを断ちましょう。

人質となっている者達には守りの加護を授けました。

賊達は人質にもう触れる事は叶わないでしょう。

さぁ闘争の限りを尽くす者達を、殺さず余さず捕らえなさい。


そう言い残すとハンスへ微笑みを見せた後、スっと消える。


ハンス)女神様は本当にいたんだ、これで攫われた皆を助けられる。


ヴェルナ)ハンス君助けてくれた有り難う、私もしっかり恩を返さないといけないわね。

集落の皆さん私達の車両に乗り込んで下さい、賊達のアジトに乗り込みます!?。


住人)おおおおーーーーー!?。


残された住民はたったの21人、攫われた人数106名。


賊の数は295名と圧倒的差あっとうてきさだ、住民に聞くとこの界隈かいわいでは5番目に大きな賊団との事、一番大きい賊団で700人近くもいて危険、彼等は主に都市ギュスダバルガより北東にある研究施設だった場所を根城にして居る事が分かった。


ヴェルナ)(魔槍と魔盾まじゅん、ミスリルの鎧(身体強化2倍)、身体強化付与重ねがけ5倍、合計7倍。

身体に当たれば銃弾・砲弾・は痛い程度。

ミサイル・ロケット・レーザーは軽い火傷程度は受けるけど何とか防げそう。

人質は見かけたらシールド掛けて置けばいいよね、と言うかそれしか方法が無いわね)


皆車両に乗り込み南23k目指す、到着した場所は岩場が多く見られる、盆状に窪んだ土地の中心に油田施設がある、重油が枯渇し放棄されたらしい、しかし施設の機能は修理し使える様にしたようだ昇降機やライトが稼動している、どうやら賊か捕虜の中にエンジニア(ぎじゅつしゃ)が複数いる様だ。


住民は車両を下りると静かに隠れながら敵陣へと迫る。


1人又1人と確実に捕縛してコンテナに運ぶが、撃破時に賊の声が木霊する。


異変に気が付いた賊の見張り兵は慌てて、大きな音の出るサイレンを鳴らし危険を知らせる。

賊共は混乱し外の様子を調べる為出てくるが、何処から来るとも無く知れない攻撃で、次々に吹き飛ばされた衝撃で意識を失っていく。


奇襲による見えない攻撃で、賊はフリークが襲ってきたと勘違いし更に混乱、銃を乱射し威嚇する。

暗がりからの攻撃に怯え恐怖が募る、乱射を繰り返しながら賊は立て篭もる。

辺りを照らすライト(あかり)は全て破壊され闇が濃くなる。


巡回していた賊はすべて捕縛しガロのコンテナへ。

賊は逃げたくても逃げられ無い状況に追い込まれ、賊は攫って行った捕虜全員の縄を切りフリークの囮にする事を選んだ。

放り出された捕虜は賊に銃で脅されながら、暗い夜の闇の中へ進む様にうながす。


捕虜達は怯えながらどうせ死ぬんだと、フリークに食い殺される覚悟で走る。

大人は子供を抱え、赤子を抱え、怪我人には肩を貸し、欠損した者を背負い走る


偽ヴェルダンディ)(私は女神ヴェルダンディ、ゲント集落にたたずむ女神、貴方達に加護を授けましょう、立ち止まらず走りなさい、貴方達を助けに来た者達が待っていますよ。)


突然捕虜達の頭に響く声に驚き空を見上げると、宙に浮ぶ女神の姿が在った、賊達も人が光り輝き宙に浮ぶ存在に恐れおののいて居る。


捕虜達は女神が居る方へと走り遮蔽物の多い岩場へ逃げる事が出来た、全員無事集落の住人とその他の者達と合流する事が出来た。


偽ヴェルダンディ)さぁこれでもう人質は居ません、戦士達よ愚かなる者達に鉄槌を!?捕縛し罪を償わせるのです、それが彼等にとっての救いです、恐れる事はありません我が加護はいかなる攻撃も防ぎます。)


ヴェル)(あれ?私そんな事言って無いし指示して無いよ?・・・・あれ?うん付与は掛けたけど少しは痛いはずなんだけど?)


ヴェルダンディがヴェルナの方を振り向き、ニコリと笑顔を向けてくる、そして又賊の方に見る。


ヴェルナ)(本物?・・・・神卸かみおろし?・・・・本物が降りてきちゃったかも!?)


実はマールがテイムの影響でホンの少しだがイリュージョンの魔法に介入?、ホログラフに細工していたりする、ヴェルナは細工に気が付くことは無い。


マール達の心境はこんな感じだ。

マール達)(賊っ捕縛♪~賊っ捕縛♪~お金♪~お金♪~主砲♪~副砲♪~手に入れて♪~強くなる♪~」)

とこんな状態である、ルンルン気分でホログラフを弄りヴェルナの都合が良い様に動かしている。


集落住人A)いくぞーーーーーー!?。


見張りB)女神様の加護ああるぞー!?。


集落住人達)うおおおおおーーーーー!?。


賊達が応戦、銃や車両に乗りこみ主砲を撃ってくるが、魔槍の攻撃ではじかれる、魔盾もレーザーを防ぐ、銃弾が身体に当たってもちょっと痛い程度、付与の重ねがけで異常に強くなってしまった武具と住人達。


集落住人達)っこ、これは余り痛くない・・・・いける、これなら勝てるぞー!?。


集落住人達)よくも今まで好き勝手やってくれたな、思い知れ!?。


賊A)な!?何だコイツラは!?・・・あの宙に浮く女が本物の女神だってのか!?。


賊B)んな馬鹿な事あってたまるかよ!?・・・だったらもっと早く出てくるだろ!?何で今更!?。


賊頭)知るか!?お前等も怯んでるんじゃねぇ!?・・・・銃弾も砲弾もレーザーも全部弾きやがってどうなってやがんだ!?コイツ等バケモンかよ!?ミサイルも通じねぇ・・・ちくしょ~~~!?。


マルバラ族団は次々に倒され気絶、捕縛されていく名の在る賞金首も何名かいる様だ、賊団のトップは逃げ出す。


アルド)おや?マルバラ賊団のガラキア団長さん何処へ行かれるのですか?。


クレア)残念こっちも行き止まりよ?。


マイス)ッハ、今まで散々悪さしてきた罰が下ったんだろうよぅ、まぁこれで年貢の収め時って奴だよな、裁きをキッチリ受けてこいよ。


サルパ)いや観念した方がいいぜ?こっちは女神さんがいるからよ・・・・・・お?腰に下がってるそれ、良い銃だな俺にくれよ?。


レイナ)馬鹿愚弟、油断してると痛い反撃食らうから気を抜かない!、動か無い方がいいよ?その糸鋼鉄すら切り裂くから気を付けてね?ミクリヤ合金は切れないけど、ソーンピレルっていう糸なのリールタイプで使い安いの。


エルナ)残るはもうガラキアさん貴方だけよ?。


賊頭ガラキア)っへへ、まだ残ってるんだよ此処に兵器がな、この2丁のガトリングガンよぉ。


ガトリングガンが回転し銃弾をばら撒くが、全て弾かれることになる。


ガラキア)どうなってやがんだ、本物の女神様とかの加護かよ!?・・・・もう好きにしやがれ。


捕縛しようと皆が寄ってくる。


ガラキア)これならどうよ!?。


ガラキアは手榴弾ピンを外し投げつけ伏せる。


エルナ)サルパ!盾になりなさい!?。


サルパ)っちょエエエエェェェェェェ!?。


盛大な爆発を起こし周りには小さなクレーターが出来る。


サルパ)ぎゃ~~~~!?。


アルド)ゴホッゴッホ、ゴホ・・・いや油断致しました、まさか手榴弾を隠し持って居るとは思いも寄りませんでしたね。

残念ながら女神様の加護は本物の様でございます。


唖然とするガラキア。


クレア)死ぬかと思ったわ、ちょっと痛いし服もボロボロ・・・・覚悟出来てるんでしょうね?。


マイス)ははははは、マジでこの加護本物んだなヤベェ~わ、ちっこいクレーター出来てんのに生きてるぜ。


サルパ)だからってよガトリングや手榴弾の盾にしないでくれよ、俺だけが一番酷い状況なんだが?つーかパン1状態でどうしろと?男だから減るもん無いしいいけどよ母さんも姉さんもヒデ~や。


レイナ)良いじゃない男なんだからグダグダ言わないの!・・・名誉の負傷だと思って諦めなさい。


サルパ)いやいやいや、そう言う問題じゃないから?普通死ぬよ?俺殺す気だったよねこれ?。


エルナ)加護が本物だからこそ信頼して盾になったのよ?役に立ってよかったじゃないの。


ガラキア)・・・・なんだこの茶番は・・・・こんなふざけた奴等に俺の団は負けたのか・・・・。


ガラキアはがっくりと肩を落とし素直に捕まる事を選んだ。


夜明けに決着が付き、戦利品を手に入れたが、ガロに入りきらない程の量だった、更に多くの車両が手に入れ、何とか積む事ができたが、帰りは重傷者以外は徒歩になってしまった。


今回の戦利品一覧


銃342丁・兵器6組・弾薬612万・砲弾5500千


食糧8t・雑貨5t・素材資材建材合計10t。


ミクリヤ合金15t・重油ドラム缶200。


副砲カスタム乗用車10.

副砲カスタムバイクバイク38(サイドカー7、ダブルサイドカー10含む)

迫撃砲砲牽引車4、牽引ガントラクター4。

銃座カスタムバン車両7。

主砲を積んだカスタムジープ15。

中戦車6。

重戦車5。

重装甲カスタムバス4。

軽装甲運搬車5

大型フルトレーラー6。

水槽車3。

装甲車5。

重装甲10tトラック6。

バイク以外はAI搭載。

以上。



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