第六話 「告白返事は保留系」
やっと・・・やっと・・・やっと投稿できtらじょp-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
2009年 6月17日 放課後
視点「月明狩竜人」
「好きです!!付き合ってください!!」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・あの・・・先輩?」
「・・・えっ?・・・あっ・・あぁ・・・えぇっと・・・」
セイヤと喧嘩した日の放課後
僕は体育館裏に来ていた
その理由はこの子の告白の返事をするためだ
・・・・・いやぁ・・・・・まぁ・・・幼馴染と喧嘩した直後なのに何やってんだ僕みたいな感情はあるんだけど
それでも僕を好きな子の告白の返事はきちんとしないと
なによりこの体育館裏で会う約束は喧嘩する直前に決めたから
セイヤとの喧嘩を理由にドタキャンするのも・・・ねぇ・・・
「ごっゴメン、少し考え事してて。」
「いっいえ・・・それで・・・へっ返事は・・・」
「あぁ、そのゴメン。僕は君とは付き合えないよ。」
「なっなんでですか!!」
「それは・・・・・」
あれ?
「えぇっと・・・それは・・・・・」
「それは?」
なんでだっけ?
おかしい・・・
なんで・・・
断る理由が・・・
「わからない?」
「えっ。」
「えっ・・・・あっ!!」
いけない声に出してた
「あの・・・わからないって・・・どうゆう意味ですか。」
「いや、その、なんていうか・・・。」
あれ?
あれ?
あれ??
あれあれ?
あれあれあれ??
なんで?
どうして?
ワカラナイ・・・・・
今までどうやって・・・
どんな気持ちで・・・
どんな言葉で・・・
どんな感じで・・・
告白を断ってきた理由が全くワカラナイ
「あの・・・その・・・えぇっと」
ワカラナイ
「あの先輩?どうしたんですか?」
「えっと・・・いや、別に何も。」
ワカラナイ
「その・・・先輩・・・」
「なっ何かな?」
ワカラナイ
「もしかして私のこと嫌いですか?」
「いや・・・そんなことは・・・ないけど。」
「だったら!!」
ワカラナイ
「だったら私と付き合ってくれてもいいじゃないですか!!」
「それは・・・そうだけど・・・」
ワカラナイ
「・・・・・分かってます。」
「えっ?」
ワカラナイ
「先輩がOKしてくれないのは澄空先輩のためなんですよね。」
「それは・・・・・」
そこで僕はセイヤのセリフを思い出す
≪大っ嫌いっっっ!!≫
「だから月明狩先輩は私とは・・・」
「違う。」
「えっ?」
僕は深く空気を吸って感情と共に吐き出す
「セイヤなんて関係無い!!」
多分その声は僕には珍しい部類に入るほどの大声だと思う
「すっ・・・すいません・・・でした。」
いけない僕の声で怯えさせてしまった
「あっゴメン。」
「いえ、いいんです。」
「・・・・・」
「・・・・・」
どのくらい沈黙していただろう
とりあえずこのままじゃ答えなんて出せそうにない
「「あの。」」
声が重なってしまう
「えと・・先輩からどうぞ。」
「・・・・・それじゃぁ。」
我ながら情けない答え・・・
いや訂正しよう情けない提案だったと思う
「少し時間をくれないかな。」
「わかりました。」
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現在時刻 2009年 6月17日 PM4時17分
本当の物語まで 残り3日と4時間38分