アレンス王国の英雄達
クルシュ王子を連れて戻ったエリス達はアレンス国王のメルダスに大変感謝され、宴を開かれてその主役として城に招かれた。ギルトンは大量に酒を飲み食事を取っていてその前ではアルディスが控えめに食事を取っていた。
「アルディス殿、一緒に飲まんかのう?」
「ボクはまだ15歳ですよ?ギルトンさん、、、」
「ふむ、硬いのう、盛大な祝いじゃ今日くらいは飲んでも罰はあたらんじゃろうて」
「あ、ギルトンさん三人がきましたよ?」
そうアルディスが言うとギルトンは振り向いた。そこにエリスとリアナとセラーナの姿が見えた、三人は王妃の計らいで上等なドレスに包んでいた。
「ふむ、見違えるのう?のう?アルディス殿?」
「そうですね、ギルトンさん」
ドレスに身を包み化粧をしたエリス達は貴族の男達に次々と一緒に踊ってくれるように頼まれていた。エリスはやんわりとリアナは硬くセラーナは堂々とその誘いを断りギルトン達の席に着いた。そこへクルシュ王子がやって来る。
「エリスおねえちゃん!一緒に踊ろうよ」
「ごめんなさい、私は宮廷作法や踊りをしりません、殿下、だから、、、、、」
「大丈夫だよ!僕に任せて!」
困るエリスにギルトンが言った
「エリス嬢、せっかくの好意じゃ素直に受けた方がよいとおもうぞい?」
「、、、、、そうですね、殿下、よろしくお願いします」
エリスとクルシュは席を離れて貴族達に混ざって踊りに行く。あまり食事も取っていないアルディスを見たリアナは言った。
「アルディスは踊らないの?」
「ボクもエリスさんと同じですから」
「それなら私に任せて、この先々でもこういう機会があるとおもうわ、一緒に踊らない?」
「、、、わかりました、リアナさん、お願いします」
アルディスは他の貴族の男を真似てリアナの手を取ると一緒に踊りに行った。
「アタシも混ぜてもらうよ?ギルトン」
「はて?セラーナ殿が酒を飲む姿を見た事は無かったがのう?」
「アタシはあまり飲まないけど強い方だよ、比べてみるかい?」
「ワッハッハ、、ワシについてこれるか楽しみじゃわい、どれ注ぐぞい!」
「まずは一杯目からだね、今からが勝負だよ!」
「うむ。分かったぞい、お手柔らかにのう?」
「真剣勝負だよ!」
「それなら何か賭けようかのう?」
「のったよ!アタシはこの指輪を賭けるよ」
「ふーむ、ならワシは負けたら、ドワーフの王国にセラーナ殿とマルン殿に家をプレゼントしようかのう?」
「釣り合ってない様だけどいいのかい?」
「うむ、では飲み比べじゃのう」
宴が終わるまで5人は楽しんだ。




