表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不要な子供達  作者: 佐久間 泰然
第1章
PR
3/134

第2話 プロローグ

 もうすぐ太陽が顔を出す時刻。

「修斗はどこ!?」

 怒りを露わにした少女が血まみれの部屋で叫びました。

 先ほどまで仲間だったはずの、家族だったはずの人達が狭い部屋で倒れています。

 即死、もしくは何度も激しく傷を負わされて、死んだ者達が苦しそうな表情で固まっていました。

 少女の手にナイフを握りしめていますが刃に血は付着していません。

「君が我々の実験に協力してくれれば返すよ」

 部屋の扉に不敵な笑みを浮かべて立っている見知らぬ男。

「あの子は物じゃない!」

「お前が言うことを聞けば助けてやると言っているのがわからないのか? お前が反抗すればあのガキは死ぬことになるぞ!!」

 脅された少女はナイフの刃先を床に向けて、力なくぶらさげた状態です。

「いい子だ、さぁこっちに来い。その前にその凶器を捨てろ!」

 言われた通り、ナイフを床に落とした少女の瞳には悔しさで溜まった雫が今にも零れそうになっていました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ