第12話~~ 宴会の大騒ぎ ~~
宴会に突入したクラウズド家では・・・
ロリエッドが・・・
「じじ~っ、もう寝るぅ~うぅ~」
パタッ。
「すうーすぅぅぅぅ、すうぅ~すぅぅぅ~」
寝息を立てて、眠ってしまった。
その数時間後
酔っ払いの魔術師じじことランドルが、
無鉄砲に術を唱え乱発していた。
ご近所の方たちが、「またか!」と、
^^;;;;滝アセ を流しながら
ランドルから繰り出される、さまざまな魔術の
キャンセル術を唱え続けていた・・・。
(真剣に唱えられていたら、とてもじゃないがキャンセル術なんて間に合わない)
その模様は、まるで小さな台風に
属性こそ違うが、同じような台風を当てている。
お互いが接触する時には、激しい雷が発生するが・・・
(見ている分には、綺麗なんだけどねぇ)
その攻防戦(?)が、およそ3時間ほど続く・・・。
そしてやがて、朝を迎える・・・。
ぴ・ぴ・チチチッ(鳥達は、どこに退避していたのだろうか・・・)
と、朝のさえずりが静かに響き渡る。
そこには、酔いつぶれたランドル(じじ)
爆睡しているロリエッド
魔術を使い果たして倒れている近所の方たち・・・。
そして、エントリウスが感想という名の独り言をつぶやき始める・・・。
「相変わらず酒が入ると凄いのぅ」
「今回は、楽だったな ^^」
「前みたいに、こき使われたんでは、かなわん^^;;」
「いつもの通りなら、そろそろだな」
「サンダーバインド!!」(雷の拘束!!)
稲妻が、じじに突き刺さる(当然継続中。)
「はがががが・・・はぐぁあ~」
「じいさん!!何をやっているんじゃ」
「はぐぎずど・がんでぃ・げむぐがんど」
(アグリスト・ランティ・エムグラントと、唱えたつもりらしい)
そのような、いい加減な呪文詠唱でも気合いで(?)通用した。
バインド(拘束)こそ解けないが
雷の抵抗には、成功したらしい。
「またこんなことをやらかすなんぞ・・・。」
「懲りずに(フガミッシュの酒)を飲んだんかの?」
じじは、立ち上がるが、移動は出来ない。
「飲んでいかんのかいの? いたたたた・・・」
「あ・新しい門出の祝いじゃぞ」
おばばは、高い位置で、横一線に手刀を入れ
そのまま手を半周させる。
じじのバインドが途中で途切れ
空中で横に向けられる。(棒に串刺しにされた様な形になる^^;;)
「エントリウス!あなたが付いていながらこの惨状は何なのじゃ?」
「そうは、言うがエリクシルよ」
「今の主人は、そこで情けなく寝ておるのでな、何も出来んよ」
そこといわれたところに、
未だ、ぐっすりと眠っているロリエッドの姿が・・・
「そうかい、では契約は、無事に済んだと言う事かのぅ」
「この老いぼれじじいも、役に立ったということじゃな?」
「ああ、上手い演出じゃったよ」
「契約の件は、ロリエッドにはバレちゃいないはずじゃよ」
「そりゃ、わしの演出は、ピカイチだからのぅ」
「ところで、エリクシルよ」
「言っておくが、我から見れば、そなたもランドルも若造じゃよ」
「そりゃあ・・・まあ、そうじゃな」
(あんたと一緒にされたら、誰もが若造や赤ん坊じゃろうて!)
(1000年近く、そのままのあんたと比べられとうないわい。)
「昨夜、ランドルからおおよその話は聞いたが、本当か?」
「7割位の確率だけど、間違いないはずじゃ」
「じゃなきゃ、我が孫に、お前なんぞと契約させるものか・・。^^(笑)」
「口と表情が、別になっているぞ。」
「ふふっ、この子達が何とかしてくれるさ」
「頼もしい、相方もいるようだし」
(朝焼けを見上げて、そうささやいた。)
「さて、そろそろお仕置きをしないといけないね」
「じいさん!」
クイ・クイと、指を動かすと、 宙吊りにされた。未だバインド中のじじが
運ばれていく・・・・。
(この娘っ子が、なんとかするじゃと?それに相方?)
(まあ、そういうならそのように努力してみようかの)
遠くの空き地で、メテオストライクとファイアーボールとアイスストームの
3連呪文攻撃が発動した・・・。
(あれぐらいでは、ランドルは死なないな・・・^^;;;)
~~用語集~~
~~フガミッシュのお酒~~
フガミッシュの胃液にお芋を漬け込んだものです。(芋焼酎?)
参考資料:「はじめ人間ギャートルズ」より
~~フガミッシュ(モンスター)~~
形態:中型の猿
チンパンジーに近いと思っていただければ問題ないかな?
参考資料:「はじめ人間ギャートルズ」より
~~呪文~~
~~サンダーバインド(雷の拘束)~~
対象者の動きを雷によって封じる魔法
属性によって、○○○・バインドと名称が変わる。
~~サンダー・レジスト(雷の抵抗)~~
対象者に雷のダメージを「0(ゼロ)」にするもの。
属性によって、○○○・レジストと名称が変わる。
~~メテオストライク~~
有名な禁呪一つ
隕石召喚の呪文
無数の隕石を、広範囲に落とす。
(隕石の大きさは発動者の力量により異なる)
~~ファイアーボール~~
有名な攻撃魔法
範囲的に攻撃する基本(?)魔法
指定場所に、火の玉を落とし爆発させる。
~~アイスストーム~~
比較的マイナーな呪文
基本的には、ファイアーボールと同じダメージを与えることが出来る
指定場所を中心に氷の嵐を起こす。
(視覚的ダメージが少ないので、あまり好まれないらしい)




