前へ目次 次へ PR 6/16 遺書6、7 おれが女だったらルージュの遺書と言うのを鏡に残したかも知れない。 腹を切って血で書くと言うのも考えたが、乾いてしまうと読めなくなりそうでやめた。 やはり半紙に毛筆が良いだろう。 *** 白紙の真横に置いたスピーカーから「この遺書がわたしの作品です」と流れる音声が聞こえるが、ちょと音割れしていて聞こえにくい。 それにしても、他人のラブレターとか遺書だとかに興味深々なのも品が無い。 のぞき趣味も良いところだ。 ***