表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
12/16

遺書20

 むかしのことを思い出した。

 小学生の頃に、ランドセルに隠し持っていた遺書をいじめっ子に見つけられてしまった。

 最初はわざとらしく、いやな声で音読していたのだけれど感動して泣き始めてしまった。

 それを聞いていたクラス全員が笑うのをやめて貰い泣きしてしまい、感化された教師も泣いていた。

 しまいには噂を聞きつけた校長が、全校生徒集会で読んで泣きだす始末だった。


 学校中が泣きながらおれの死を止める事なく、なんとなくおれを送る会の様なものを厳かに開いた。

 その時は別に死ななかったし、死ななかったおれを咎めるひともいなかった。

 あれは夢だったのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ