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不思議な森の服屋さん  作者: 佐藤カノア
1/1

ジャングルクローゼット

「不思議な森の服屋さん」


大きくなったらお洋服屋さんになりたい。

子猫の頃からリンはずっと自分のお洋服屋さんを作ることを夢見ていました。


この森には世界中の動物たちが買い物をしに集まってきます。


今日は小さい頃からの夢だったリンのお店のオープン日です。

お店の名前はジャグルクローゼットと名前をつけました。


お洋服屋さんのお仕事は服を買ってきたり作ったり、それをお客さんに売ったりするだけではなく、

あと服がどれだけ残っているか、お客さんに来てもらう為にはどこで宣伝したらいいか。

売り上げはどれくらいあったか、お仕事はたくさんあるのです。


だからリン一人ではとても大変なのでリスのエリルちゃんにお手伝いをお願いすることにしました。


日頃からお友達と仲良くしていたリンには、

エりルちゃんも喜んでお仕事を手伝ってくれると言ったそうです。


おや?一番最初のお客さんが来てくれたみたいです。


「いらっしゃいませ!」


リンとエリルちゃんは元気に挨拶をしました。

来てくれたウサギの女の子二人組はエリルちゃんが自分の家の近くで仕入れてきた服を見ています。

栗の実をたくさん飾った可愛いワンピースです。


「とってもお似合いですよ。」


リンはウサギの女の子を褒めてみましたが、女の子は欲しそうだけど迷っていました。


「ん~・・可愛いけど、今日はやめときます!ごめんなさい。」



結局、ウサギの女の子は二人とも栗の実のワンピースを買わずにお店を出て行ってしまいました。

可愛くて欲しそうだったのに何がいけなかったのか。

値段が高かったのかな?リンとエリルちゃんは二人で相談して栗の実のワンピースを、

少しだけ安く置いてみることにしました。


この日、来てくれたお客さんはウサギの女の子二人だけで時間も遅くなったので

今日は店を閉めて明日、頑張る事にしました。

3話完結です。


子供に読み聞かせてあげて欲しく、1話ごとの文字数は少な目に設定しました。

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