第16話:夜襲
朝起きてスロットマシーンに座る、出発までに時間が無いのでちゃちゃと作れるものを作ろう。
『チャラリー♪チャラリー♪ピ♪ピ♪ピ♪』『チャラリーリー♪』
エルフの鎖帷子の作成に成功した。
次は怪力のスクロールで作りたかった物をっと、呪文もLv1を3回使って
『チャラリー♪チャラリー♪ピ♪ピ♪』青リーチ『ピ♪』『チャラリーリー♪』
来ましたぁ、成功しました、巨人のベルト+4が出来ました。
説明には、巨人と言っても野球の巨人ではない、力が出ます。
説明にギャグは必要ないから、あと特に面白くもない。
防御強化スクロールを選択して、スロットスタート
強化のお守り+1が3個出来た。
ベルトとお守りは3個作成できたので、2個ははショウケースに入れよう。
呪文が残っているので安いアイテムも作っていこう。
着陸スクロールを使って指輪を作成。Lv0呪文も2回使用して、
『チャラリー♪チャラリー♪ピ♪ピ♪ピ♪』失敗した。真ん中を外した、再リール発動
『ピ♪』『チャラリーリー♪』
成功、着陸の指輪を3つ作成。
説明は、1.5m以上の所から落ちると発動し、地面の直前で落下速度が減速。
ちゃんと説明できてるじゃねえか。
防御の指輪は失敗して、呪文も使い果たした。
スクロール3本を無駄にしたのが痛いが、Lv1呪文だからまた購入するとしよう。
装備は、
エルフの鎖帷子
強化のお守り+1
コンパウンドボウ+1(追加ダメージ+6)
バックラー+1
ダガー
エルフのマント
エルフの靴
不可視の指輪
着陸の指輪
巨人のベルト+4
弓上達の腕甲
知力のサークレット+4
ベルトを装備すると思ったとおり、引けなかった強力コンパウンドボウを引くことが出来る。
装備はこんな所かな。
保存食やポーション、使えそうな物はリュックが許す限り入れて行く。
約50Kg入るから相当量入るな。
余裕があるから水も用意しておこう。
集合時間に間に合わないといけないので早めに出かける、クリームが食事をしていたので一緒に出る事にした。
クリームも行くのかと聞くと、レンジャーギルドから参加要請があったと言っている。
レンジャーギルドは何をしているのかと聞くと。
「動物の保護と、森の脅威からの守護をしている。」
よく分からんな。
集合場所にはスプモーニもタルトも集合していた、軽く手を振ってくる。
装備を整えてくる来ると朝早く宿を出て行ったな、バックパックがパンパンじゃないか。
「リクはそんな軽装で良いのか。」
「これ魔法のリュックですよ、魔法商店で買ったんです。」
「次元袋の系統か、それ確か金貨2000枚はするんじゃなかったか。」
「そのぐらいしますね。」
集合場所はいるいる、200人ぐらいは集まっている。
簡易受付を済ませて兵士長の説明を聞く。
森を包囲してゴブリン集落の地点を叩くようだ。
包囲と言っても30チームで森全体の包囲はできないので、森の中に点在するゴブリンを狩出し殲滅戦に移るようだ。
逃げ出したゴブリンはどうするのか質問が出る。
今回は都市と、田園の脅威が無くなれば良いので深追いは無しとの事だ、全滅させるまで森の中をうろうろしなくてもいいので安心した。
タルトやクリームはレベルの低い者を率いるようだ。
魔法使いや僧侶は主力部隊に組み込まれている。
俺は、スプモーニと、犬を連れたちっこい戦士とパーティを組まされた。
「こいつはギー、あと3人は弟子だ。」
「ギーです、我が一族の繁栄と守護を神から承り聖戦士として修行をしています。」
「こいつ悪のモンスターがいると突っ込んで行くから気をつけてくれよ。」
「スプモーニより頭悪いじゃん。」
「いやいや、初対面で頭悪いとは豪快な武人だな、はっははー。」
「リクちょっとまて、俺頭悪いと思われてる?」
そんな会話をしていると。
「「押忍よろしくお願いします。」」
汗臭そうな男モンク3人がハモル、実に暑苦しい。
頭悪そうなちっこい種族といいハズレのパーティに所属してしまったようだ。
リクさんのことは先輩から聞いていますとか、やけに畏まっているなこいつら。
ジェラとエステルが、主力部隊に呼ぼうかと来たが断った。
俺は経験値稼ぎに来てるんだからね。
あと、エステルに聖句箱を返されたが必要ないので、預かってもらう事にした。
巨乳でパフパフしてくれたら聖句箱をあげちゃうと、どうしても言えなかったよ、一度でいいからして欲しいでも僧侶にそんな事言えない。
こんな感じで時間をつぶしていると出発となった。
斥候は、スプモーニ単独、モンク弟子2人、俺とモンク弟子の3つのチームに別れて索敵しながら森を進んだ。
なぜそんな事になっているかと言うと、最初斥候はモンク達を2チームに分けてやってもらっていたが、ギーが俺にずっと話しかけてきて五月蝿いので配置換えをした。
俺は隠密とか出来ないので、指輪で透明になって弟子の後に付いて行っただけだが、弟子は「流石リクさん」関心している。
弟子のお兄ちゃんは俺を3回ほど置いて行きそうになった、頼むからそんなに早く歩かないでくれよ、犬みたいに綱付けるぞ。
急いで追いつこうとするとゴブリン5体と鉢合わせる。
モンク弟子は敵襲の笛を吹きながら1体に攻撃をする。
ゴブリンは反撃をするが、お互い有効打は無し。
距離があるので弓を取り出し射る、ゴブリンに命中し、くの字に倒れる。
指輪の効果が切れ姿が徐々に現れる。
気が付いたゴブリン2体が俺のほうに向かって走って来る。
接近されるまでに矢を射る。
1体のゴブリンの頭に命中、その場で逆上がりのように回った。
もう1体が俺に攻撃、腕にモーニングスターが当たる、棘は帷子で刺さらず防げても打撃は防げません痛いです。
左腕が痛いので弓の使用を諦め、リュックから火炎瓶を取り出し投げつける。
まともに当たり全身火達磨になって動かなくなった。
奇声が聞こえたので見ると、犬に乗ったギーがゴブリンを串刺しにしていた。
後で、ランスチャージという攻撃方法で、突撃速度をダメージに乗せる事が出来ると教えてくれた。
最後のゴブリンもギーが倒した、ちっこいのに強いな。
弟子は酷い怪我を負っていたので、ポーションを飲ます。
「めちゃくちゃ効きますね。良いんですかこんな高価なものを使っても。」
「いいんじゃない、俺も飲むし。」
「そんな軽傷で使うなんてもったいないです。」
腕の打ち身をポーションで癒した。
スプモーニ達が集まってきたがチョット遅かったな。
本体にゴブリンと遭遇の連絡を入れて探索を再開した。
昼に成り大休止を取る。
休憩後3時間移動して夜営の準備になった。
ゴブリンの斥候を2体捕獲しているようで、向こう側の情報を得たようだ。
結論を言うと夜襲は有ると上が判断して迎撃準備も兼ねて早めに陣地を作ったようだ。
呪文を消費している者は優先的に休憩を取れるようで、休憩所にはエステルさんも居た。
ここは呪文使い専用の休息場のようです。
俺は集中して寝られないので、奥の隅っこで丸くなって寝ることにした。
夜の3時ごろ目が覚める、これ以上は寝られない。
エステルさんも起きているようで、果実の飲み物を持ってきてくれた。
「今の所敵の襲撃は無いようね。」
あと夜明けまで後3時間気を引き締めましょうと言われた。
スプモーニの部隊と合流する。
丁度休憩中で俺はまた休憩することになった。
笛の音が鳴り響く。
「明かりを消せ、バニラの部隊だな数は10体以上で脅威度高」
俺は指輪の効力で姿を消して、弓を用意する。
タルトの部隊に敵が雪崩れ込む、崩壊する。
狼に乗ったゴブリン達だ、そのまま駆け抜けて離脱するようだ。
「逃がさんよ。」
俺は騎手を狙う、ゴブリンは派手に落馬?して見えなくなった。
4体こちらにやってくる。
指輪を再起動して姿を消しリュックから粘着材を取り出す。
粘着材を当てると1体は移動速度が遅くなり他の騎兵達より徐々に離された所を兵士に囲まれる、あれは死んだな。
スプモーニはすれ違いにゴブリンを殴るが、相打ちで血だるま。
逃げる後ろ姿に矢を射ると落馬したのが見えた。
こちらの被害は10名負傷、敵の被害は狼2、騎手5体。
スプモーニにポーションを渡すと。
「これ凄く苦いやつだよな。」
「苦いの苦手でしたか、ならこちらを飲んでください。」
前回ポーションの味が苦いと聞いたので、味の調整をしてみた。
俺が先ほど飲んだのは玉露味問題が無かった、スプモーニには
「ぶっ、これはこれで飲めん。」
「コンデンスミルク味にしてみましたが。」
「コンデンスミルクって馬鹿じゃないの。」
不評なようだった、ベリーと一緒に食べると美味いかもと思って作ったんだけどね。
「あと、りんご風味と、みかん風味があるけど。」
「今度はそっちにしてくれよ。」
今度はハバネロ味でも作って飲ませてみようかな。
タルトの部隊は深刻なダメージが残っているようなので、ポーションを5本分渡した。
それでもまだ苦いポーションの在庫が有るんだよな。
各リーダが集まり、今回の襲撃は威力偵察だと推測された。
ゴブリンが戦闘体制を整える前に襲撃する事になった。
ギーがいないので、探すとバニラのチームが運んできた。
「狼を深追いして返り討ちにされてたわよ。」
瀕死だ、止血はされているので危険な状態は抜け出しているらしい。
エステルが呪文をかけて傷を治すと「後は自分で治しなさいよ。」と言って行ってしまった。
エステルでも怒るんだな、自分も気をつけよう。
ギーは自分の手を傷にかざし傷を塞いでいる。
実に便利な手だなと思っていると、全部は直せなかったようで残りは何かの実を食べて傷を治している。
出発前にドルイドに分けてもらった回復の実らしい。
「本当にそのうち死ぬわよ。」
「どんな敵にも負けないように修行を積むので心配するな。」
バニラもあきれて向こうに行ってしまった。
俺と目が合ったので。
「1人で突っ込むのはどうかと思いますが。」
「分かっているのだよ、ただ神の加護を受けている者が逃げては示しが付かないのだよ。」
「次は声をかけてくださいね。」
「我が一族に伝わる剣があればこんな遅れを取ることは無いのだがな。」
「今は無いのですか。」
「私の先祖が地下世界の邪悪な者と戦ったときに失われている。」
ふーんと先祖の武勇伝を聞きながら炊き出しに並びに行く。
知性のある聖剣か、そのうち作れるようになるかな。
異世界冒険12日目
取得経験点
経験値:200を得た。
:100を得た。
総計経験値:4555




