残るものと消えるもの
少し寝坊したけど大丈夫、でも寝癖が気になるしシャワー浴びようかな。
「メガネ、メガネ…」と一人言を言いながら枕元を漁ってプラスチックの物体を掴む。
部屋着を脱ぎ捨て、シャワーを捻り少し熱い湯を頭から浴びる。やっと目が覚めた気がする。
視界の端に自分の太股が映り一文字のような傷跡が見えた。
思い出してしまい、大袈裟に首をぶんぶんと振る。その姿が鏡に映り「犬のようだ」なんて感じてしまった。
化粧水を肌に染み込ませる。日焼け止めを塗る。化粧下地をスポンジでムラなくのばし、目元にコンシーラーを薄く塗る。
指先で少し叩くようになじませてからパウダーファンデーションをはたく。今日も肌の調子は悪くない。
くまはコンシーラーで消せるしスキンケアでマシに出来る。
でも太股の傷跡は消せない。
と、考え更けていたら携帯が震えた。真冬からの着信だった。
「おはよー、小春の家の下ついたよーん。まだあ?」
うっかり!少しボーッとし過ぎていたようだ。もうこんな時間じゃないか…
「ごめん、勝手に上がって良いから部屋来て!私これから着替えるの…」
「はいはーい、じゃ失礼します。」
言い終わると同時に玄関の開く音が聞こえてきた。
「おっと、忘れてたよ…」
そっとコンタクトを手に取り装着する。通りで視界がボヤけていたわけだ。
階段を昇る音を聞きながら私は、そっとチークを頬にのせた。
大分間が空いてしまいましたが、書き溜めたものを投稿させてもらいました!
拙い文章ではありますが、読んでいただけるとありがたいです(笑)
でもあれですね、
南雲は夏バテしてました(;_;)
みなさんも体調を崩さぬようお気を付けてお過ごしください( ´ ▽ ` )ノ
南雲でした!




