プロローグ
あなたは本当に神々がこの世界に実在すると信じていますか、それともただの神話上の存在にすぎないのですか。
しかし、その問いを今の時代のさまざまな者たちが聞いたとしても、それはただ無駄なことでしかない。
もし私たちがこのすべてを、ちょうど数千年前まで引き戻すことができるなら、神々の存在がいかにただの神話上の存在ではなく、この世界の裁き手の代理であったか。
かつて、この世界のすべての大陸には、神殿という場所と供物があり、各地域に常に寄り添う数々の像があり、そして信者たちの祈りがあった。
集落がまだ連なる山々に満たされ、桟橋がまだ広大な海に取って代わられていた場所で。
すべての種族の暮らしは、平穏と神々自身の祝福に満たされていた。しかし、その平穏がいつまでも続くのなら、それは自然の摂理とは呼べない。
一つ、また一つと、さまざまな地域に災厄が降りかかり始めた。その間、各種族の長たちはそれぞれ、神々との神聖な儀式に没頭し、助けを請うていた。
無情にも、神々はその助けの求めに一度も応えなかった。彼らを助けられると思われていた神は、天の上からただ眺めているだけで、その間にも一つ、また一つと災厄が再び訪れ、ついにはこの世界の半分近くが命を失った。
崇拝者たちは、深い失望の中で信仰を手放し、神殿を去り始めた。その間にも、天からは鮮血が流れ落ち続け、芽吹こうとする草は悲しみに濡れていた。
生き残った者たちはついに、この世界の不公平に対して立ち上がり、神々への反乱の計画が、そこにいたそれぞれの人物たちによって練られ始めた。それは、今を生きる私たちの暮らしを表す戦争であった。
歴史に記憶される戦争。その書物の一枚一枚の中身を、もはや誰もが覚えているわけではない。その名は、「神々に抗う戦争」。
話は今の時代に戻る。広大な海のはるか彼方、辺境の村に、屋根が藁だけでできた小さな家があった。そこでは二人の者が、慎ましく暮らしていた。
「それで、ジョルダおじさん、その後どうなったの?」
「うーん、それはまた今度話してやろう。でも今は、もう寝たほうがいいぞ、小さなムザ。もう夜だからな」
小さなムザは、ジョルダおじさんが話を途中で切ったことに納得がいかない様子で、不機嫌な顔をして、顔をそむけた。
「ぼく、寝ないもん!」
「おいおい、おじさんにそんな態度をとるつもりか?それに、明日の朝は早く畑に行かなきゃならないんだぞ。二人で一緒に言った言葉を忘れるなよ」
「早起きは、平和な暮らしの一部」ムザとジョルダは声をそろえてそう言った。
その後、笑い合いながら、風が冷たく吹くその夜、ムザはゆっくりと粗末な小屋の中の松明を消し、二人はそれぞれの美しい夢の中へと、ゆっくりと眠りに落ちていった。




