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1日10連ガチャスキルの力で異世界ダンジョン攻略旅  作者: 四羽陸
1章 異世界フェルフフェリア転生編
7/30

5連目

 異世界に来て初めて魔物を倒したカイトは、また森の中を移動していた。先程いた場所は、シャドウベアーの血で辺りが赤く染まっていたからだ。


 「あのままあそこにいたら、血の匂いでまた魔物がよってくるかもしれない、一応倒したシャドウベアーは、ストレージに入れたけど、売れるかな~?」


 カイトは、今手持ちがない為、街に着いたら倒したシャドウベアーを売って足しにしようと考えていた。

 



 カイト達は、シャドウベアーを倒してから30分程歩いて、ようやく森の出口にたどり着いた。


 「やっと森の出口が見えた……あれ?」


 「きゅう?」


 森の出口にたどり着いたカイト達が見たものは、馬車道が続く草原………でわなく、気高い丘の上だった。


 「え……あれ~?何で道が無いんだ?どこかで間違えたかな~?うわ!しかも高!!」


 カイトは、ここまでの自分だ通った道を思いだしながら、丘の下を見るとビルの5階は有るだろうかと言う程の高さがあり、下には、馬車道が東西に広かっていた。


 「あぁ~下の森はつながってるのか、やっぱり何処かで道間違えたんだ、う~んどうしようかなあ~来た道を戻るのもなあ~」


 馬車道の左右には、道ではなく先ほどカイト達が通ったと思われる森があった。カイトは、どうにかして下に降りられないかと考えた時、ふと天馬のブーツの事を思い出した。

 

 「そういえば、この靴の力まだ使ってないや」


 カイトは、天馬のブーツのスキルを使えば下に降りられると思い発動しようとする。その時


 キンッ! キンッ!


 「ん?この音、金属がぶつかる音?この下かな?」


 下から金属同士がぶつかる音が聞こえ、カイトは下を見る。


 「あれは…ゴブリン?」


 下に居たのは、1つの馬車とそれを守って戦っている騎士が数名、それと魔物が数匹だった。魔物は、よく小説で出てくるゴブリンに似ていた。ゴブリンは体が小さく子供の様な感じで耳は尖っていた。



 「へ~あれがゴブリンか、ラノベでは王道の魔物なんだけど、実際見るとやっぱり子供位の大きさなんだなあ~馬車を守ってる騎士の方は、余裕そうだな馬車の移動中に、ゴブリンに遭遇したって所かな、まあでもあのくらいなら大丈夫だよね」


 馬車を守って戦っている騎士はゴブリンを次と倒していく。カイトは、あれならあと数分でゴブリンを倒せるだろうと考えていた。すると、


 「ガアァァァァァ!!!」


 突然森の奥から大型ゴブリン?がゴブリンを数十匹つれて出てきた。


 「うわー!!」


 「な、何でこんな所にゴブリンジェネラルが?!」


 「考えるのは後だ!今はお嬢様を守るのが先だ!」


 騎士のリーダー的な人が、他の怯えている騎士に指示を出し、馬車を守る様に立った。


 「ちょっとまずいかな」


 「きゅう~きゅ?」


 カイトは、いきなり森から現れた、ゴブリンジェネラルに神眼を発動させながら、どうしようかと考え、その考えを見通してかニュアが、たすけないの?、と言っているような鳴き声上げる。


 「勿論助けるよ、ニュアしっかり捕まってね」

 

 「きゅ!」


 カイトは、ニュアにそう言うと天馬ブーツのスキルを使い丘から飛び降りる。ニュアは、そのカイトの言葉に従い頭の上で大の字でしっかり捕まる。


 


 天馬のブーツのスキルを発動したカイトは、丘を飛び降り、下に降りると、素早い動きでストレージから、不知火を出し、後ろからゴブリンに奇襲をかける。


 「グギャ!?」


 ゴブリンは後ろから突然現れた、カイトに驚きそして、次々と倒される同胞を見て戸惑いの声を上げる。



 「やっぱり、シャドウベアーの時と違って魔物を倒すのに戸惑いがなくなってきてる、初めの戦闘で吹っ切れたのかなあ~」


 ゴブリンが戸惑いの声を上げている時、カイトは、そのゴブリンの集団を薙ぎ倒し、一直線にゴブリンジェネラルと馬車のある方に向かっていた。


 「きゅ!きゅ~!!」

 

 先ほどまでカイトの頭の上に居たニュアも今は、降りシャドウベアーを串刺しにした氷の槍でゴブリンを倒していく。



 カイトとニュアで20匹程のゴブリンを倒し前に進むと、ゴブリンジェネラルが今まさに、持っていた大剣で、馬車を守る騎士に襲いかかろうとしていた。


 「おっと、まずい」


 カイトはそう言うと、走る速度を上げ、ゴブリンジェネラルと騎士の間に入り、ゴブリンジェネラルの振り下ろされた大剣を受け止める。


 「グァ!?」


 ゴブリンジェネラルは横からいきなり出てきたカイトが、自分の剣を意図も容易く受け止める事に驚愕した。


 「き、君は、一体?」


 騎士達も、いきなり出てきてゴブリンジェネラルの剣を、意図も容易く受け止める、カイトに驚愕する。そのうち騎士に先ほど指示を出していたリーダー風の男がカイトに、質問する。


 「話は後で、今はその馬車を守る事を優勢してください!ゴブリンジェネラルは私が殺ります。」



 カイトはそう言うと、ゴブリンジェネラルの剣を押し返しよろけさせる。


 「ガガ!?」


 ゴブリンジェネラルは、自分が剣で押し負ける筈がないと思っていたのか、その顔は、未だに驚きを隠せないでいる。


 「さてと、ここからは、一歩も通らせないからね」


 カイトはそう言うと、不知火を構え直す。

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