熱死 -赤い惑星と、メンガーのスポンジ-
火星の入植がはじまり、更には二つの軌道エレベータが建造された時代。その内の一棟「オポチュニティ・エレベータ」で働く日本人・ジュンペイは同僚のエレーナと共に、天王星軌道上で発見された未確認物体の回収作業に参加する。ところが、宇宙の果てからやってきたそれは、人類を進化に導くモノではなく―― 2012年春「星海社FICTIONS新人賞」に投稿した作品を改稿したもの。
第1章 収容と運搬(前篇)
2012/09/04 22:47
第1章 収容と運搬(後篇)
2012/09/05 00:19
第2章 のたくる地下道
2012/09/05 22:37
第3章 極地の啓蟄
2012/09/05 22:46
第4章 クオリア騒擾
2012/09/05 22:52
第5章 ラプラスとイカロス
2012/09/05 23:00
第6章 地衣類と金平糖
2012/09/05 23:11
第7章 蛇の足
2012/09/05 23:19
(改)