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第二十一話

占いの館前に到着したが、小道の中にかくれ

ちらちらと覗き見る。

何故なら、占いの館とコロッケ店が隣だったからだ。

紫や黒色を基調とした壁。

壁にはたくさん白色のレースがついていて、店の前にはボロボロの椅子がある。

椅子の上には大きなクマのぬいぐるみが、黒マジックで占いの館と

書かれたダンボールを持ち座っている。

怪しいとしか言いようがない。

今すぐ、堂々と入りたかったが先程も言った通り

とても行きにくい。

それはがさつの王様と呼ばれた(僕が小学六年生の頃につけた呼び名)吉竹も気になっていたようだ。

アイコンタクトでお互いを確認し、僕たちはこそこそしながら、商店街を歩く。

上半身を曲げ、腰を下げ足だけはちょこまかと速く、まるで泥棒のように走った。

幸い、おっちゃんは店の前にいなくてそこまで苦戦せず、店に入ることができた。



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