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放課後の生徒会の会議は、当然私も出ないといけない。
生徒会の会議には、会議室のテーブルが全て埋まった。
定例の会議は議論で、いつも無駄に時間がかかる。
会議をフルに参加して、私が学校を出たのは六時を過ぎていた。
そのままの足で、私が向かったのはバイト先。
私は、週三日ファミレスで働いていた。
留学させてもらっているとはいえ、お金はかかっていたのだ。
学費は出してもらっているけど、生活費は自分で稼ぐ。
ファミレスのバイトを終えて、帰ろうとした時に塾の看板が見えた。
(塾に行ければなぁ)
自転車に乗りながら、私は羨ましそうに塾を見ていた。
それを横目に、夜の街を自転車に乗っていた。
こうして見ると、かなり私は忙しい。
「いそがしいのう、お主も」
私の心を代弁するかのように、タマドルカードのイースターが言ってきた。
喋りたそうなカードを、私は話しやすそうにポケットから出す。
「このままでいいのかなって思います」
「勉強がうまくいっていないことか」
「うん」私は生徒会長という役職だ。
アニメの世界では生徒会長は、成績抜群。
だけど、私の成績は並以下。
しかも、最近成績の低下を実感していた。
「今日も抜き打ちテスト、全然ダメだったですし」
「数学は特に得意じゃないだろ」
「数学だけじゃない、中間試験は全滅だった。
このままだと、シエルは期末試験も不安……です」
私は元気なく、自転車をこいでいた。
「お主が、好きなアニメとかにかまけているからだろう。
これを期に、ちゃんと勉強すればいいんじゃないのか?」
「ううっ、でもイースターだって悪いんだよね」
「なぜ、朕がそこで出てくる?」
「イースターが、シエルに変な遊びを教えたから」
「それは勉強ができない者が、言ういいわけに過ぎないぞ。
日本の漫画にもあるだろう、友情、努力、お金っていうだろ」
「よくわからないけど、最後はお金じゃないです」
「いいや、お金だ」そんな時、偶然にも駅前のゲームセンターが見えた。
ゲームセンター『SOGO』には、『タマゴアイドル』のゲーム筐体が置かれていた。
それを見るなり、私はイースターの狙いがわかった。
「ダメです、今日は絶対行かないですよ」
私は、イースターの欲望に負けないでゲームセンターを素通りした。
イースターは「ちっ」と舌打ちをしていた。




