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第十九話:『ブラザー』

──圭とトリアス


「オイラはラドン、兄弟の神と契約している、」


「つまり俺らは二人で一人!パーフェクトラドンパコンビだ」


圭が構えて言う


「【空間四面(くうかんしめん)】」


圭は一瞬にしてドンパの後ろに現れ、ナイフで刺そうとした時


「【兄弟一心(ずっといっしょ)】」


ドンパがそう言った瞬間、ドンパの体がラドンの体に入った


「俺たち兄弟は一心同体、兄弟の絆は壊せないぜ〜」


そう言って、また二人に分かれ、ドンパは圭を、ラドンはトリアスを攻撃する


「くらえ、おいらのナイフ捌きを!」


ラドンのナイフがトリアスの腹を襲う


「急所を指した、これで終わりだ」


ラドンの指した傷跡が消えていた


「あぁ、いってー」


「なぜだ、オイラのナイフは確実に腹に」


「能力様様だよ、俺の能力【永久真輪(キュートナース)】は常に発動していて怪我をしても一瞬で治してくれる、まぁ、一瞬痛いけどね」


驚いていたラドンは深呼吸をし、落ち着いた様子でいう


「なら、お前が殺してくれって願うまで刺せばいい、簡単だな」


その瞬間ドンパの悲鳴が聞こえた


「ど、どうした」


圭がドンパの腹を貫いていた


ラドンはすぐさまドンパの近くに駆け寄った


「な、何があったんだにいちゃん、何で、何で」


「しゅ、瞬間、移動だ、、俺の腹に瞬間移動してきやがった、、」


ドンパの体が光に包まれ消える


「な、偽物、」


トリアスが驚いて言う


「あ、あぁ、」


ドンパが頭を抱え込む


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

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