第十二話:『ジャッチメントです」
夜の屋上
ミハエルはのびのびとしている
「よぉ、ミハエル」
ミハエルは驚いた表情で言う
「まさか匿名Aが直々に会いに来るとはね」
「仲間がやられたんでね」
「はは、君の仲間達は簡単に君の情報を吐いたけどね」
匿名Aは静かに聞いている
「あー、でも一人全然吐かない奴がいたな、なんだったか、、、そうだそうだ安藤 留と言ったかな」
匿名Aの表情が変わる
「俺はお前を殺すためここまで来たんだ、ここで死んでもらおうか」
匿名Aがミハエルに問う
「なんでこんな事をした、なぜ俺を恨んでいるんだ」
「良いぜ、冥土の土産に教えてやるよ」
ミハエルは真剣な表情で言う
「俺はラグナロク家の人間だ、そこで俺はラグナロク家次期当主になる予定だったんだ、だが、なぜか次の当主はこの俺ではなく、俺のいとこになった、俺はラグナロク家の人間が憎かったんだ。だから俺はロリ制圧班に入りこの中で地位をぐんぐん上げていき総副班長なった、しかし、総班長にはなれなかった」
「それだけか?」
「俺はダークナイツに命をかけてきたんだ!!それをこんなポッとでの高校生に!!、俺は憎いんだよお前らが!ここでお前を倒したらラグナロク家に行き、殴殺する」
匿名Aがため息をし言う
「それだけか?やはりバカの考える事は分からんな、お前が当主になれなかったのも、お前が総班長になれなかったのも、全部お前の努力不足だ、人のせいにしてんじゃねーよ」
「小童が、グチャグチャにしてやる」
ミハエルが向かってくる
「お前が勝つ事はできない」
匿名Aは指を交差させ言う
「能力発動【幼女審判空間】」
周りが白い光に包まれる
「か、カァ」
その瞬間ミハエルは1位と2位の圧倒的な差に絶望した
「お前の負けだミハエル、俺の能力”幼女審判空間”はロリ以外を拒絶し持続的に脳へダメージを与える、大きすぎるダメージをくらうと気絶してしまう」
ミハエルはすでに倒れている
「この能力は強すぎるがあまり俺も喰らってしまう、だがこの能力の俺への影響は全世界のロリへと還元される、そしてロリはこの能力を受けない、つまり俺はデメリット無しでこの能力を使えるってわけだ」
匿名Aは白い光の領域を閉じる
「まぁ、説明しても気絶してるから意味ないか」
セリフがなげぇ




