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ラフェスタ覚醒、神尓化(しんじか)

ラフェスタの記憶の中にラフェスタがまだ幼い頃に一緒に居たおじいちゃんの記憶を見る。


~十数年前~

おじいちゃん「ラフェスタや。今日の稽古はもう済んだのか?」

ラフェスタ(幼)「おじいちゃん!最近稽古ばかりでつまらないよー。」

おじいちゃん「ハハハ、確かにそうじゃな。じゃか、これはとても大切なことなんじゃ。」

ラフェスタ(原)「(何?これ・・・私の記憶?)」

ラフェスタ(幼)「ぶー!つまんないつまんない!」

おじいちゃん「わかったわかった。じゃあ、稽古が終わったらおじいちゃんと一緒に遊ぶか!」

ラフェスタ(幼)「むっ、それなら・・・いいけど・・・。」


~稽古の時間~

ラフェスタ(幼)「やあ!はあ!」

幼少時代のラフェスタは簡単な稽古を始める。

ラフェスタ(原)「(なんで、今になってこの時を思い出すの?)」

おじいちゃん「ラフェスタ。良いか、相手の動きを目だけじゃなく、

五感を使って相手の動きを見極めるんじゃ。」

その言葉を聞くと、ラフェスタ(原)の鼓動が大きく動き出す。

ある寒い日の夜、おじいちゃんの動きを家族全員で見ていた。

ラフェスタの父「良いか。ラフェスタ。いつかお前もあんなふうに動けるようになるんだぞ。」


おじいちゃんの動きを見たラフェスタは少し疑問を感じる。

ラフェスタ(幼)「ねぇねぇ、おじいちゃんの体は普段あんなふうに動けないのに、

なんであそこまで激しい動きができるのかな?」

ラフェスタの父「父のあの動きは私達が代々受け継いできた技なんだ。あの技を覚えれば、

ラフェスタもきっと今よりもずっと強くなれる。」

ラフェスタ(幼)「お父さんとお母さんは出来るの?」

ラフェスタの母「残念ながら、私達には出来なかったの。あの技は誰でも習得出来るものでは

ないの。」


~後日~

後日ラフェスタはおじいちゃんにあの夜見た事を聞く。

ラフェスタ(幼)「おじいちゃんはなんであんな風に動けるの?普段あんなに動かないのに。」

おじいちゃん「それは魔力の使い方じゃよ。」

ラフェスタ(幼)「魔力の使い方?」

おじいちゃん「そうじゃ、自分自身に流れる魔力を全身の隅々まで行き届かせる事で、

より動けるようになるんじゃよ。」

おじいちゃん「息子と君の母にはそれが出来なかった。うまく魔力を全身に行き届かせる事が

出来なかったんじゃ。」

おじいちゃんはラフェスタ(幼)の頭を優しく撫でる。

おじいちゃん「ラフェスタ。この技だけは、必ず継承してくれ、おじいちゃんとの約束じゃ。」

ラフェスタ(幼)「うん、約束!」

おじいちゃんとラフェスタ(幼)は約束を交わす。


~現在~

ラフェスタ「(自身に流れてる魔力を・・・全身の隅々までに行き渡らせる・・・。)」

クルド?「さぁ、しねぇ!!」

巨大な結晶体はラフェスタにめがけて直撃する。

クルド?「ハーハッハッハ!これで確実に死んだ!死んだぞ!まずは一人だ!」

クルドがラフェスタを仕留めたと確実に思っていた。しかし、結晶体にヒビが入る音が聞こえる。

クルド?「な!ひ、ヒビだと!?最高硬度を誇る結晶体だぞ!?」

クルドが驚いていると更にヒビが増えていく。

ラフェスタ「ううっ!」

ラフェスタ「ぬおああああああ!!」

すると結晶体が粉微塵に破壊される。結晶体の影から現れたのは、風貌が思いっきり変わっった

ラフェスタの姿であった。

ラフェスタ「開放スキル:神尓化(しんじか)!!」


一方雅一は後方車両から先頭車両へと移動していた。

雅一「くっそぉ、随分飛ばされた、ラフェスタ、無事だろうな・・・。」

すると前方から結晶の欠片がたくさん横を通り過ぎていくのを目の当たりにする。

雅一「な、なんだ?今の結晶は・・・。」

雅一が前を見るとそこには髪色が白色となったラフェスタが立っていた。

雅一「ら、ラフェスタ・・・。お前・・・。その格好は!?」

ラフェスタ「雅一、よかった、無事で!」

雅一「ラフェスタ!目が・・・真っ赤だぞ!?どうしたんだよ。」

ラフェスタ「説明は後!それよりもあの怪物をここで倒す!」

クルド?「(何がどうなってる!?あの小娘に一体何が!?)」

ラフェスタ「私が、みんなを守る!」

ラフェスタはクルドにめがけて一気に進んでいく。

クルド?「このガキがあああ!ラッシュ・ライジング!」

クルドは鋭利な結晶体を更に生み出し、

より速いスピードでラフェスタにめがけて攻撃を仕掛ける。

ラフェスタは更に攻撃を受けつつもクルドに再度攻撃を続ける。

ラフェスタ「(攻めろ!攻めろ!攻めろ!今ここで倒すんだ!)」

クルド?「こいつっ!ふざけるなぁ!」

クルドも猛反撃を開始する。流石のゼロ距離の近距離戦でラフェスタに何度も何度も攻撃が

直撃する。

ラフェスタ「ぐっ!」

ラフェスタは踏みとどまり、さらに攻める。

ラフェスタ「(今ここで止まれば、神尓化(しんじか)を無理やり発動させた反動が返ってくる!)」

ラフェスタ「(そうなったら、私が動けなくなるだけじゃない、仲間も、乗客も、

すべてを失うことになる!)」

ラフェスタ「(絶対に、負けない!みんなを守るんだ!)」

ラフェスタ「ぬあああああああ!!」

ラフェスタは更に猛攻を続け、クルドは更に追い詰められていく。

クルド?「(こいつっ!まだこんなに動けるのかっ!?)」

その戦いの様子を見ていた雅一は関心してしまう。

雅一「すごい・・・押してる!(でもこのままだと衝突は避けられない!)」

雅一「(ラフェスタが作ってくれたこのチャンス!絶対に無駄にするものか!)」

雅一は剣を構え、息を整える。

雅一「ふぅー・・・。(集中しろ!目にも止まらぬ速さで奴の間合いに入り込む!)」

そうすると、雅一の体中から白い煙が立ち込める。

雅一「開放スキル:神速「雷帝」!」

雅一は今までの高速移動スキルよりも圧倒的なスピードでクルドの間合いに入り込む。

クルド?「んなっ!いつの間にっ!」

ラフェスタ「隙あり!」

ラフェスタ「インパクト・スマッシュ!」

クルドにラフェスタの一撃が入り、一瞬よろける。

雅一「このクズ野郎!地獄に落ちろ!グランド・スマッシュ!」

雅一の攻撃がクルドに命中する。

クルド?「ぐぉぉぉぉぉ!(な、なんだ、この力は!)」

しかしクルドは耐え続け、時間を稼ぐ。

雅一「(くっ!こいつ・・・まだ!)」

クルド「き、貴様!先に殺してやるぞ、雅一!!」

クルドは雅一に向けて技を出そうとすしたその時、雅一がラフェスタに合図を送る。

雅一「今だ!ラフェスターーー!」

ラフェスタ「ウルトラ・ラストショット!」

クルド「しまっ!」

ラフェスタの超大技が見事に命中する。二人は最後の力を振り絞り、クルドを倒そうとする。

ラフェスタ「うおおおおおおおおお!!」

クルド「ぐあああああああああ!」

クルド「(ば、馬鹿な・・・俺様の鋼鉄の体を・・・。ま、まずい・・・。)」

ラフェスタ「うおおおおおおおおお!!」

雅一「うおおおおおおおおお!!」

クルド「(そ、そんな・・・わ、私の復讐が・・・!こんな・・・奴らにっ!)」

クルド「(せっかく、ブラッド様から力をいただいたのにっ!)」


遡る事数時間前・・・。

~バイラズ帝国~

クルドはブラッドに頼み込んでいた。

ブラッド「何?復讐したいだと?」

クルド「えぇ、あの時の雪辱をこのクルドが今度こそ!」

するとブラッドは一つの薬品をクルドに渡す。

クルド「これは?」

ブラッド「俺様が開発した秘薬だ。まだ実証実験の段階なのだが、これで良いならやる。」

クルド「あ、ありがとうございます!必ず、我が崇高なる支配者ブラッド様に良い報告ができる

よう尽力いたします!」


~そして現在~

クルド?「ブラッド様・・・申し訳・・・ございません・・・。」

ついにクルドが力尽き、雅一とラフェスタの攻撃の反動で列車よりも速いスピードで

地平線の彼方へと飛んでいった。

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