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パランディ防衛戦 後日談

輸血が終わり、アランはラフェスタを抱えて近くのベンチに座らせる。

アラン「全く、無茶するな。」

アランは治癒魔法をラフェスタにかける。

ラフェスタ「あ、ありがとうございます。少し楽になりました。」

アラン「しかし、その無茶っぷりは実に父親にそっくりだな。」

ラフェスタ「お父さんと前に会ったことあるんですか?」

アラン「ん?あぁ君が生まれる前にね。」

アラン「あの時俺が森で怪物に襲われてた時に君の父が単身で怪物に挑んで俺を助けてくれたんだ。」

アラン「あの時君の父は自分の身よりも先に他の人の身を優先する人だった。」

アラン「その性格は本当に父親にそっくりだ。」

ラフェスタ「そ、そうかな・・・。」

アラン「さてと、俺はそろそろこの事をギルドに報告してくるよ。」

するとアランはあるものをラフェスタに渡す。

ラフェスタ「こ、これは?」

アラン「ヴェルカーの水晶。この水晶の光指す方向に進むと良い。そうすれば俺や他のS級がいる

ある場所にたどり着く。」

ラフェスタ「どうしてこれを私に?」

アラン「お前達を俺達が強くしてやる。君達がバイラズ帝国に行くというのなら

俺達も力になるさ。」

アランはその場を後にする。

アラン「しっかり持っておきなよ。」

ラフェスタ「あ、ありがとうございます!」

ラフェスタ「S級が・・・私達を強くしてくれる・・・。」

ラフェスタ「後でみんなに伝えよう。」


そしてブロストキングとの戦いが終わってから一ヶ月の歳月が経った。

各地では瓦礫の撤去が始まっており、当時のパニックも収まりつつある。


~総合病院~

総合病院の個室のベットに全身包帯で処置を受けた男性が外からのそよ風を感じていた。

???「もう、一ヶ月か・・・。」

すると病室のドアをノックする音が聞こえる。

ラフェスタ「雅一入っても良い?」

雅一「あぁ、ラフェスタか、どうぞ。」

ラフェスタが入院中の雅一の病室に入ってきて軽めの食事を持ってきた。

ラフェスタ「食事持ってきたけど・・・食べれる?」

雅一「ありがとう。。机に置いておいて。一人で食べれるから。」

そうゆうと机の上に置かれた食事を食べながら会話を始めた。

ラフェスタ「体調はどう?なんとも無い?」

雅一「あぁ、だいぶ良くなったよ。ゾンビ化してた部分もかなり治ってきた。」

ラフェスタ「そう、良かった・・・。」

すると雅一がラフェスタに感謝を伝える。

雅一「ラフェスタ。その・・・ありがとな。血を分けてもらって。」

ラフェスタ「いいよ、私がしたいと思ってしたことだから。」

雅一「目が覚めた時に医師から話は聞いたよ。無理をしてまで俺の命を繋いでくれた事を。」

ラフェスタ「あ、あの時は必死だったし・・・。それに雅一は大切な仲間だから。」

すると雅一は優しくラフェスタの頭を撫でる。

雅一「本当にありがとう。」

ラフェスタは少し顔を赤くし、尻尾がふりふりと動く。

ラフェスタ「も、もう良いでしょ。」

雅一「おっとすまない。」

ラフェスタ「全く・・・私もう子供じゃなんだから。」

雅一「ハハハ、でも感謝しているのは本当だよ。」

そんな他愛もない話をしていると、S級のアランという人物からの話を雅一にも話し始める。

雅一「まさか、S級が直々に手を貸してくれるとはね。」

ラフェスタ「さっき他のみんなにも話して場所を確認したら次に向かう所は

港町のアクアペルム近くの竹林の中みたいだね。」

雅一「アクアペルムか。ここからだとかなり遠いな。」

ラフェスタ「そう、だから一番近い温泉街から列車に乗ってアクアペルムの最寄り駅まで

言ってそこから向かうのが良いらしいよ。」

雅一「温泉街かぁ。そこで一回本気でリフレッシュしたいなぁ。」

ラフェスタ「まぁ、気持ちはわかるけども・・・。」


そんな話をしていると再びドアをノックする音が聞こえる。

レッド「雅一、今大丈夫か?」

雅一「レッドか。大丈夫だよ。」

今度はレッドがお見舞いに来てくれた。

レッド「気分はどうだ?」

雅一「良くなったよ。ご飯もしっかり食べれたし。」

レッド「それなら良かった。そうだ。ついさっき、冒険者ギルドの偵察隊が到着したって。

ガイル教官やメル達も来てるから後で下に降りて顔だ出しな。」

雅一「まじか、わざわざここまで来てくれたのか。」

ラフェスタ「あれ?メルさんって受付嬢だよね?なんで隣国まで?」

レッド「あぁ、メルは他の冒険者ギルドにも顔が聞くらしいからね。」

レッド「ギルドマスターの判断で行くことを許可したんだとか。」

レッド「おっと、あんまり長居は良くないか。先に下で待ってるから。

ラフェスタ、雅一の車いす頼んだよ。」

ラフェスタ「うん、分かった。」

ラフェスタは雅一を車いすに乗せて、みんなが待つ下へ降りた。

下に降りると他の仲間の他に懐かしい顔ぶれも並んでいた。

ガイル「おぉ、雅一!ラフェスタ、久しぶりだな!」

ラフェスタ「ガイル、メルさん、お久しぶりです。」

メル「ラフェスタちゃーん!!」

メルは勢いよくラフェスタに抱きつく。

メル「大丈夫?ブロストキングと戦ったって瀕死になってたって聞いたから・・・。」

ラフェスタ「め、メルさん・・・苦しい・・・。」

メルはラフェスタから離れる。

メル「はぁ、でも本当に良かった。みんな無事で。」

ラフェスタ「一応は・・・。でも、しばらくは戦えそうにありません。この怪我ですし、

それに武器も装備ももうボロボロで。」

ガイル「ま、しばらくは休養するしかないな。」

すると雅一があることを尋ねる。

雅一「あの、ギルドマスターも来てたりするんですか?」

メル「えぇ、ギルマスも来てるわ。広場に言ってくるって言ってたけど。」

レッド「じゃあせっかくだしギルマスにも顔を出しておくとしようか。」

ラフェスタ「あ、そうだ、レイラと雷閑は?」

ガイル「あぁ、あの二人なら先にギルマスの所へ向かったよ。」

レッド「わかった。ありがとう。」

そういうとレッドとラフェスタと雅一はギルドマスターの所へと向かっていった。


~バイラズ帝国~

一方この光景をバイラズ帝国の最高幹部が眺めていた。

ハグラ「まさか、本当にブロストキングを倒すとはな。」

ファルン「敵ながらあっぱれだね。」

フローエル「感心してどうするのよ。彼らは私達の敵なんだよ?」

ブラッド「しかし、これでかなりの情報が揃った。一度体制を見直す必要があるかもしれん。」

ハグラ「どうする?海龍を連れ戻すか?」

ブラッド「いや、彼らを分断させるような形を取るとしよう。」

フローエル「分断?どうやって?」

ブラッド「彼らに協力な魔法使いが仲間に付いた。支援職を失えば彼らは前衛職のみ。

治癒関係の魔法の制限を大幅に高めることが出来る。」

ファルン「で、それを誰がやるの?それに万が一S級を鉢合わせたら。」

ブラッド「そこも抜かり無いさ。すでに作戦の準備は万端だ。」

すると、ハグラが突然立ち上がる。

ブラッド「ん?どこへ行く?」

ハグラ「彼らを生で見てくる。」

フローエル「え?現地に行くの?私も私もー!」

ハグラ「いや、連れて行くのはファルンお前だけだ。」

ファルン「あー、なるほど、またもの好きな事するね。」

フローエル「何よ!今彼らを叩き潰せばすべて終わるでしょ?」

ハグラ「俺はそんな汚い手法を使いたくないだけだ。」

すると二人は転移魔法で雅一達の所へ向かっていった。

フローエル「ふん、変わり者!べーっだ。」

するとそこに豪儼(ごうけん)がやってくる。

豪儼(ごうけん)「ただいまー。あれ?ハグラとファルンは?」

フローエル「彼らに会いに行ったよ。ただの偵察だって。」

豪儼(ごうけん)「ははぁ、またハブられたか。」

フローエル「いいよーだ。こうなったら私の判断であいつら消してやるから!」

豪儼(ごうけん)「ブラッド。止めなくて良かったのか?」

ブラッド「好きにやらせよう。俺にハグラの行動を止めることはできんよ。」


~転移魔法の時空内~

ファルン「もうすぐ到着するよ。」

ハグラ「ふん、会えるのが楽しみだ。」

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