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魔法少女、アストロペイセル

雅一達一行は、地図の通りに進んでいき、町の少し離れにある渓流にたどり着く。

雅一「こ、こんな所に小屋があるのか?」

レイラ「市街地から歩いていける距離にこんな自然があるなんて。」

レッド「えっと・・・地図によると、この渓流の近くに小屋があって、そこに【ビクト】という人物が

いるとの事らしいが・・・。」

ラフェスタ「手分けして探してみる?」

雷閑「それが一番効果的ではあるか・・・。」

雅一「じゃあ、周辺を手分けして探してみよう。」

雅一達は渓流の近くにあるとされている小屋を探すため、手分けして探し始める。

しかし、中々見つからず、探し始めて30分が経過した。

雅一「ふぃ~・・・。全然見つからない・・・。」

ラフェスタ「ねぇ、本当に合ってるの?」

レッド「流石に国王の兵士が地図を間違えるはずないと思うが・・・。」

雷閑「どうする?このままじゃ、ブロストキングの動向を知る以前の問題だぞ。」

レイラ「困ったわね・・・。」

雅一達が困っている所に薪を持って森から帰ってきた一人の少女が現れた。

青髪の少女「あの・・・こんな所で一体何を?」

雅一「うぉっ!びっくりした・・・。いつの間にそこに?」

青髪の少女「えっと、ついさっきです。」

しかしレッドは青髪の少女の服装を見て役職を予想する。

レッド「えっと、突然の訪問で申し訳ないのだが、ビクト氏がいる小屋に行きたいのだが?」

青髪の少女「師匠に何か用ですか?」

レッド「実は・・・。」

レッドは事情を説明し、全員の自己紹介を軽く済ませる。

青髪の少女「なるほど、ブロストキングの動向を知りたくてここまで・・・。」

青髪の少女「でも今ビクト師匠は出張中で、しばらく帰ってこないかと。」

レッド「え?そうなのか?」

レイラ「ちなみに、いつ戻って来るとか聞いてる?」

青髪の少女「うーんと・・・1週間で返ってくるって言ってましたけど・・・。」

レイラ「それはいつの話?」

青髪の少女「3日前です。なので少なくとも4日間待つことになります。」

雅一「4日間も待つのかぁ・・・。」

ラフェスタ「でも居ないんじゃどうしようも・・・。」

レッド「すまんな。もう一回出直してくるとするか。」

雅一達が去ろうとした時青髪の少女は雅一達を止める。

青髪の少女「あの・・・ブロストキングの動向が知りたい・・・という事でしたよね?」

レッド「そうだが・・・。」

青髪の少女「私も少し師匠に教わったことがありますので、私でよろしければやりますよ?

師匠見たく詳細なことまでは出来ませんが。」

雷閑「まじか・・・。」

レッド「なんだ、それならそうと早く行ってくれよ。ぜひ頼みたい。」

レッド「そうだ、まだ君の名前・・・。」

青髪の少女「私はアストロ・ペイセル。大魔法使いビクト師匠の弟子です。」

雅一達も自己紹介を終え、いよいよ小屋へ移動する。

ペイセル「では、小屋へ案内するのでついてきてください。」

ペイセルの案内で小屋へと案内される。


~ビクトの魔法アトリエ~

ペイセル「着きました。ここです。」

雅一「まさか、滝の裏側を通るとは思わなかった・・・。」

ペイセル「師匠のアトリエには数多くの魔法が所蔵されています。その中には高値で取引される

ものや、歴史ある魔導書、更に禁書なんかも所蔵されているので、入口が分かりづらくなって

いるのです。」

レッド「まぁ魔導書とかはものによってすごい金額が付くからな。一時期魔導書の略奪事件が

跡を絶たなかったからそれを危惧しているのかもな。」

雅一「でも町中で見てきた魔導書は高くても数千Gぐらいだったけど?」

ペイセル「希少性が高かったり、今は失われた魔法が書かれていたり等すると値段が

大きく跳ね上がるんです。師匠の話だと数億Gの価値になるものもあるとか・・・。」

雅一「す、数億!?」

雷閑「それは略奪も起きるわけだ・・・。」

ペイセル「施錠魔法が解けましたのでどうぞ中へ。」

ペイセルの案内でアトリエ内へと案内される。中には魔法に使われる道具や実験器具、本等が

たくさん置かれている。


~室内~

ペイセル「すこし散らかっていますが気にしないでください。」

レッド「すごいなぁ。俺も大魔法使いのアトリエに来るのは初めてだ・・・。」

ラフェスタ「知らない器具もたくさんある・・・。」

ペイセル「では少し準備をしますので、少しお待ち下さい。

ペイセルはそう言うと、魔法の準備を始める。数分で準備が完了し、

ブロストキングの動向を確かめ始める。


ペイセル「では初めさせていただきます。」

ペイセル「でも先に言っておきますけど、私は師匠の用に細かい所まで見ることは出来ませんので

そこはご了承いただければ。」

レッド「全然問題ないさ。早速初めてくれ。」

ペイセル「わかりました。」

ペイセルは水晶にめがけて詠唱を唱え始める。すると水晶が青く光初め、

水晶の下に小さい魔法陣が現れる。

そして光が更に強くなり、一気に光る。

ラフェスタ「うっ!眩しいっ!」

水晶は次第に光を失い初める。

レッド「どうだ?何かわかったか?」

ペイセル「焦らないでください。今直近の状態を写します。」

そう言うと、水晶から小さいモニターっぽいものが現れ映像が映し出される。

レイラ「映ったわ!」

雅一「すごいな・・・こんな事も出来るのか・・・。」

映像に映し出されたのは大渓谷の更に奥地。ブロストキングの住処と思われる場所が

映し出される。

雷閑「レッド、ここがブロストキングの住処なのか?」

レッド「一応報告ではそうみたいだが・・・。」

映像を確認していると、木影に巨大な影を発見する。

ラフェスタ「ねぇ、あの影何?」

ペイセル「この大きい影・・・そのフォルム・・・おそらくブロストキングで間違いないかと。」

レッド「あぁ、本で見た面影によく似ている。それに周辺にアンデットモンスターが徘徊している。

しかも武装しているということはおそらく巡回しているんだろう。」

雅一「えっと、この映像は今の状態では無いんだよね?」

ペイセル「はい、少なくとも・・・30分ほど前になります。師匠ならその時点の映像を

映せるのですが・・・。」

レッド「いや、多いに助かった。ありがとう。」

レッドはこの事をすぐに報告書にまとめ上げる。

レッド「よし、とりあえず、この事を国王に伝えるか。ありがとなペイセル。」

ペイセル「いえ、役に立てたのなら何よりです。」

そしてペイセルの案内で街の入口付近まで案内されて戻ってきた。


~パランディ入口~

レッド「ここまで案内してもらってすまないね。」

ペイセル「いえいえ、ちょうど私も街に寄る用事がありましたから。」

雅一「じゃあ、俺達はこっちだからまたな。」

ペイセル「皆さんもお元気で。」

ペイセルと別れた雅一達は城に戻り、報告書を国王に提出する。


~ベンガル城:王の間~

ベール国王「ふむなるほど。」

レッド「どうですか?」

ベール国王「少なくとも今のところブロストキングが大規模な襲撃をする気配はないという解釈で

問題はなさそうだな。」

兵士「では、今回警報等は。」

ベール国王「今は出さないで良いだろう。だが、いつでも迎撃できる準備だけは怠るなよ。」

兵士「はっ!」

ベール国王「君達よくやった。今報酬を用意するとしよう。」

国王は用意していた報酬を雅一達に渡す。しかし、その報酬の量が想像よりも多かった事に

少し驚く。

雅一「うわっ!こ、こんなにもらって良いんですか?」

ベール国王「良いんじゃ。この情報はとても重要なものなのでな。それに相応しい報酬を

用意したまでだ。」

ラフェスタ「まぁ、この情報がなかったら国が滅びるみたいな所はあるし・・・。」

レッド「ありがとうございます国王様。」

ベール国王「いやいや、遠慮なぞしないで良い。」

レイラ「じゃあ、報酬ももらったし、戻りますか。」

レッド「そうだな。」

雅一達は報酬を受取、城を後にしようとしたその時・・・。

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