表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/21

森へ

 リグリスで一泊した後、俺達は町を出て森へと入った。そしてできるだけ魔物を避けて目的地へと進んで行った。すると突然、マップ上に髭面の男が浮かんだ。こんな事は初めてだ。


「どうかした?」


 突然動きを止めた俺にキースが声をかけてきた。俺はキースを振り返って、「なんか突然、マップに髭面の男が出てきたんだけど……」と戸惑いながら答えた。


「それって、この先にいるってこと?」


 キースに言われるまで気づかなかった。そうか、そういうことか。マップ上に髭面の男は進路の障害物のようにたくさんいる。これはもしかして──


「盗賊……」

「盗賊!?」


 キースが驚いて声を上げる。そして慌てて口を塞いだ。


「ち、近いの?」

「まだだいぶ先。今、避けて通る道を考えてるんだけど…………」


 盗賊を避けて安全に行こうと考えると、マップが頭に浮かばない。ただ盗賊を避けて通るだけの道を考えると、今度は大きな虎のような魔物がマップ上に現れた。盗賊か虎か、どちらかとは闘わなくてはならないみたいだ。


「盗賊を避けると、虎の魔物がいるんだけど……」


 困ってキースに言うと「トラって何?」という答えが返ってきた。……この世界には虎はいないみたいだ。


「とにかくデカくて黄色と黒の縞々の魔物」

「! それ、ラガーじゃないか!?」


 何そのビールみたいな名前。


「ラガーはまずいよ、まだ盗賊のほうがマシ」


 キースが言うには、ラガーというのはAランクの冒険者が討伐するような魔物だそうだ。

 ……俺たちまだEランクだもんな。いくらピーコが強くても無理だよな。でも盗賊は31人いるみたいなんだけど。

 一番人数の少ない所を狙って通ればいけるかな……ナビさん、安全に通れる所を教えて下さい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ