第1話 八星霜を経る
初めまして藤の花です お越しくださりありがとうございます 本作品はバトル系となっておりますのでR15要素がありますがそれをご了承の上ご覧ください
カクヨムとの同時投稿も行っています
目の前に虚に映るなにかががいた。
「目覚めろ…目覚めるんだ…8,000年ぶりの目覚めだぞ」
はっと目が覚め、夢から起きる少年
「なっなんだったんだ?今の夢」
「チュンチュン」
スズメが朝を告げるかのように鳴く
「はーああ」
あくびをし、階段を降りるこの少年の名は
スバル・ラグナ 八歳
「おはようスバル」
一階に降りるとマイさんがいた
マイさんは両親がいないスバルを引き取っている若い女の人だ。
「おーっす」
スバルが気楽に返事する
「そこはおはようでしょ?」
マイさんが笑ってツッコム
「今日は狩猟の日だっけ?」
マイさんがスバルに聞く
「ああ!今日はみんなが驚くようなイノシシかクマ取ってきてやるよ」
「あらそれは楽しみ」
マイさんが微笑む
「じゃあいってきまーす!」
駆け出すスバル
「ふう!やっと山に着いた!さてどっかにイノシシいねーかなー」
森を見渡すスバル その背後の木に隠れている何人かの山賊の男たちがいた
「なああいつ一人みたいだぜ?」
「ああ、あいつを人質にして金目のものを村から頂戴するか ひひひ」
ニヤニヤ笑って飛びかかる山賊たち
「悪いな!坊主!」
すると山賊たちの刀や拳を全て剣で受け止める謎の男
「なあ、お前ら何をしようとしてる?」
山賊たちは驚く
いきなり茂みから出てきた山賊たちに驚くスバル
「えっ?誰?おっさんたち ん?あれ?ヴァルクじゃん!」
男の姿を見て嬉しそうにするスバル
「久しぶりだなスバル ちょっと待っとけこいつらを倒す」
剣を構えるヴァルク
「こいつ一人で俺らを相手にしようとしてるぜ笑笑」
「こう言うのが死に急ぎすぎてる野郎か!」
ゲラゲラ笑う山賊たち
「こいお前ら1人じゃ相手にならんしな」
キレる山賊たち
「そんなに死にてえならお望み通り殺してやる!」
「あの世で俺らに刃向かったこと後悔しな!」
ヴァルクに向かってくる山賊たち
すると次の瞬間もう山賊たちは倒れていた
ヴァルクが目に見えない速さで山賊たちを切っていたのだ
「すっすっげー…」
驚嘆するスバル
「スバル怪我はないか?」
スバルを心配するヴァルク
「うん怪我はない」
「それならよかったこいつらを村まで持って行って警察に突き出そう」
「その前にイノシシいないか?俺食料とってこなきゃいけねーから」
するとイノシシを持ち上げるヴァルク
「それなら俺がもうとってきたさっきの道中で」
「すげー!!」
山賊を連れて村に戻る二人
「こいつらお願いします」
警察に山賊たちを明け渡すヴァルク
「きっ君すごいな山賊たちを一人で倒すなんて」
驚く警察
そして酒場に向かう二人
すると村の人達がクスクスとヴァルクとスバルを
見て笑ったり怯えたりする
それを見て少し悲しそうにするスバル
「そう落ち込むなスバル、”非能力者”だからってそこまで落ち込む必要はねえ それに冷やかしてる奴ら
だって俺が無法者だからコソコソ言ってるんだお前
だけを笑ってんじゃない」
「わっわかってるよ!それに落ち込んでなんかねえ!」
ムキになって言い返すスバル
そして酒場につきカウンター席に座る2人
「でさ、もったいぶらずに教えてくれよ!今回の旅!無法者の!」
「いいともいいとも」ヴァルクは嬉しそうに語りだす。
〜無法者とは世界中を旅する冒険者だが世界警察に追われる者である そして無法者は悪行を働く者が多く世界の人々の大多数が無法者をよく思っていない ただの犯罪者という認識が強い〜
「それでな!俺がその野郎をぶっ飛ばしてやったんだ!」
ヴァルクが嬉しそうに語り終える
「ヘー!」
スバルはキラキラした目で聞く
「俺も絶対無法者になってやる!」
それを聞いていた酔った男が話しかける
「おまえみたいな”非能力者”で弱虫なやつがなれるか この世界は”能力”を持ってる奴が有利なんだ!」
それを聞いたスバルがキレて言い返す
「そっそんなわけねーだろ!絶対なってやるんだ!」
すぐに言い返すスバル
「ムキになるな、しかし本当のことを言ったまでだぞ?ガハハ!」
去っていく男
悔しそうな顔をするスバル
「スバル、だから気にするな、非能力者がなれない
わけじゃない俺の知り合いにも非能力者だが世界でも有名な無法者がいる」
慰めるヴァルク
「わっわかってるよ…」
しょんぼりとした顔になるスバル
それを見たヴァルクが少し真剣な顔になる
「だがなスバル、これはガキの遊びじゃねーんだ
ガキのおまえにはまだ早すぎる」
「じゃあいつになったらいいんだ?」
ヴァルクに聞くスバル
「やっぱり成人の16歳だな俺もその歳からな無法者になったしな」
ヴァルクが言う
「じゃあ16歳になったら無法者になる!」
スバルが意気込んでいると
「ダメだよ!無法者になんかなっちゃ!」
「ゲッ…」
振り向くと村長がいた
「ただでさえ無法者をうちの美しいミデン村に泊めていることすら煩わしいのにうちの村から無法者が出るなんて絶対に許さないよ!」
「まあまあそんな怒らないであげてくださいよ村長 ヴァルクが止めに入る」
「ふん無法者が余計な口出ししないでくれるかいあと約束忘れてないだろうね?」
ヴァルクに聞く村長
「ああわかってますよこの村に三年間だけ滞在できることそしてこの村に入れるのも後1ヶ月ってことでしょう?」
「その通りだよ早く後一ヶ月経たないかね~」
村長が帰っていく
「ほんといやーな人だな 」
スバルが愚痴を言うと
「そんなことはない普通は無法者を泊めてくれるところは少ないがそれを許してくれてるんだそれだけで優しいよあの人は」
ふーんスバルが少し納得する
「それにな俺には夢があるんだ!」
「夢?」
ぽかんとするスバル
「無法者にはいいやつもいるんだってことを世界中に広めるのも俺の夢なんだ! 俺は今まで無法者というものと隣で生きてきた!その中にもいいやつはたくさんいた!俺らは冒険したいだけなのに冒険しただけで犯罪者なんてまっぴらだ!」
「へぇー!」
スバルはそれを聞いて嬉しそうにする
「じゃあ俺もそれを広める!」
「その前にお前は体を鍛えろ強い男になれないぞ?」
「わかってるよ!」
(一ヶ月後)
「じゃあなスバル」
荷造りをし終えたヴァルク
「ほんとに行っちゃうのか?」
スバルは悲しそうに言う
「ああ村長との約束だ」
「あんな奴との約束なんか破っちゃえばいいじゃないか!」
それを聞いたヴァルクは真剣な顔になり言う
「いいかスバル犯罪者呼ばわりされてる無法者だろうがどんな奴だろうが約束は破っちゃならねえ破れば自分の身を滅ぼしかねない あと一番は相手との誓いを交わしたら絶対に守らなきゃならねえわかったか?」
「ああわかった」
少し納得いかないながらもそう答えるスバル
それを見たヴァルクは考えて言う
「じゃあスバル約束をしよう」
「なんだ?」
スバルは不思議そうに言う
「絶対に一人前の強いやつになれ!これは絶対に覚えといてくれこれは約束だ」
「ああわかった絶対に忘れねえ」
すこし嬉しそうに言うスバル
そしてヴァルクが山に登っていきミデン村を後にする
(スバルの心の中)俺絶対に強くなってまた会いにいく!絶対に!
一八年後一
遠くに小さいバックを持ったスバルがいた
「行っちゃいましたね 」
マイさんがいう
「頑張れよースバルー!」
「つらっかったら帰ってこいよー!」
村の人々が送り出す。
村のみんなが大声を出してる後ろでため息をつく村長
「ほんとに無法者になっちまいやがって馬鹿野郎だよお前って奴は…」
しかし歯を食いしばって泣く村長
「生きて帰ってこいよー死ぬんじゃないよー!」
泣いて言う村長
「ほんとに村長素直じゃないんだから」
村の人々がいう
村長が遠くから何か言ってるのに気づいたスバル
「げっ村長なんか言ってるよどうせ説教の類だろ?早く行こっと」
山を登っていると足につまずきかけそうになるスバル
「あっ…」
踏み外した先に直下の洞窟がありそこに落ちるスバル
「あひゃー!」
一回転して受け身を取るスバル
「ふうあぶねえあぶねえまさか洞窟があるなんてな」
すると奥から物音がする
「なんか気配感じっぞ…」
すると三メートルほどの蜘蛛が出てくる
「ひゃーでけえこいつが聞く人喰い蜘蛛かー」
「シャー!」
威嚇する蜘蛛
「そんなのちっとも怖くねぇ!喰らえ!俺の身に付けた力を!」拳に力を込める
「拳銃!」
吹っ飛び壁にめり込む巨大蜘蛛
「よし!行くか!あっ・・・ここの洞窟上に登らないと行けねぇのか…」
洞窟の壁をつかんで登っていく
「んしょよいしょどっこいしょっと!」
洞窟から抜け出すスバル
「よっし次こそ行くか!」
山の上まで登ったスバル
「スッゲー!綺麗だなーあっ向こうにに村がある!行ってみっか!」
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