目には目を歯には歯を、スピードにはスラッシュを!?
(あの機体……身長 が高いのにこのスピード特化ののロゼッタの動きについてこれるなんて。
やっぱりただの機体じゃないわ)
わたくしロゼッタの動きを止めた。そしてあの機体がどのような攻撃をしてくるのかを見極めることにしたのだ。
(さぁ、来なさい!貴女のへっぽこな攻撃なんて完全に避け切って差し上げるわ!)
少しの沈黙の果てにあの機体はついに行動を取った。
(やっと動き出したわ……この私が少し緊張している、それだけで屈辱だわ……だからこそわたくしは、あの機体を砕くのよ!
そうする事で私はこの地位に君臨し続ける事が出来るのよ!)
すると、あの機体は拳を天に掲げ、その拳は徐々に力強く開き始めた。よく見ると、その拳はさっきよりも微かに輝き、関節から光が漏れているようにわたくしには見えた。
「あれは、何!?光……輝いている。いやだから何!!わたくしには関係ないわ、そんなくだらない物わたくしには関係ないのよ!!」
「もういい……待て無いわ。わたくしが壊してあげる!!ロゼッタのリミッター解除、スペードリアクター出力フルスロットル。超高速で、ぶっ飛ばしてあげる!」
わたくしはあの機体の攻撃を待たずに全力で突撃した!自分らしくない、それはわかっている……でも抑えていられなかった。楽しいのだろうか、いえ違うはず、きっとわたくしはただ、あの生意気な女に屈辱を与えたいだけ。
突撃した途端、あの機体から眩しい閃光がわたくしの眼を潰した。
「な、なんですの!?」
フルスロットルは止まれない。だからわたくしはそのまま目をつぶったまま突撃した。
『全身全霊!右指にエネルギー装填オーバーフロー!!
セイバー形態に移項する!!』
その声がわたくしの耳に聞こえた時、わたくしの前には赤く光り輝いた剣を天に掲げた。巨人が立っていた。
「なんですってぇぇえええええ!?」




