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IDEAL―仮想理想世界― /Chapter-1「何でも屋《マスター・オーダー》」  作者: crow
Episode-1「幸運乙女《マスコット・メーデン》」
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Uninstall-3「独り言(R)」

 作者の(ry


 今回の見どころも、短編終了のその後を書いたところですね。前の分割がタスク側だったので今回は……


 今回も決して長くないです、むしろ短い部類です。


 ちなみに短編執筆時には前回と今回の分割分は書かれていませんでした。


 今では、然程長くないので短編の終わりにこの2分割を付け加えたいくらいですね(-_-;)


 短編の終わり方が雑過ぎてホントに申し訳ないです(>_<)



 えっと、それでは本編をどうぞ。


――現の部屋 16時25分頃


「はあぁ~あ」


 思わず深い溜め息を吐く現は、今すぐベッドに倒れ込みたい気分だった。


(ああ、もう、どうしてこんな事になっちゃったかなあ……)


「まーね、私の認識が甘かったのは紛れもない事実だけどさ……ちょっと面倒事、起こしてもゲームの中だし、力尽くで何とでもなると思うでしょ普通」


 ヘッドマイクのスイッチは切っていたし、部屋には現以外いないので声は誰にも届いていなかった。勿論、taskに言いたかった訳でも、誰かに聞いてほしかった訳でもない、ただの独り言である。


(実際、何とかした事もあるし……)


「まさかここまでリアルに、障害になるとは思ってなかった……」


 そこで、現は違和感を覚えた。


「障害……? あれ、何か忘れてる様な……」


 ふと、目覚まし時計が目に留まる。


――16時28分


「あ……」


 現の顔から見る見る血の気が引いていった。


 急いで手元の携帯を操作し、約束の時間を確認する。そこには間違いなく3時半に広場に集合と書かれていた。


「ヤバい、ヤバい……!」


 急いで『IDEAL』に復帰した現は、慌ててtaskに呼びかけた。


「ちょっと、タスク! 私、待ち合わせがあるんだけど! もう時間はとっくに過ぎてるんだけど、って……聞いてる?」


 しかし、taskからの反応はない。


 そこで漸く現は、マイクのスイッチがオフになっている事に気づき、スイッチを入れ少し大きめの声で呼んだ。


「ねえ、タスク~! おーい、聞いてる~? ちょっと、私これから待ち合わせあるんだけど~!」


 数秒後、taskからの反応が返ってくる。


「『今後、緊急時以外は大声禁止な。鼓膜が破れる』」


「分かった、分かったから早くしないと……! もう1時間もオーバーしてるんだから」


「『それで、どこに行くんだ?』」


「塔のある広場」


「『分かった。じゃあ、行くぞ』」


 そう言って、taskはkeyの横を擦り抜けて行った。その後ろにkeyも続く。


 もうkeyはいちいちtaskに付いて来いと言われなくても付いて行く。


 そして、taskも付いて来いと言わなくても自身の後ろにkeyが付いて来ているという確信があった。


 まだ会って間もない2人の間には、確かな信頼関係が構築されていた。



 ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m



 次話の投稿は2014年7月29日午前9時頃を予定しています。


 それでは、次話も是非読んで下さい(^_^)/



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