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頭の中の住人(仮)  作者: DGK


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2/11

2

俺と幼女は


散歩をしている。


時刻は昼。飯の時間だ。


今日は祖母も出かけているので、急いで帰宅する必要もない。このまま外食でおkだ。


というわけでやってきたのは近所の定食屋。店主が元々偉いホテルのコック長やってたとかでめちゃうまい。先代の話だけどな。


代替わりで若干味が変わったけど美味いものは美味い。若いからどんどん美味くなる未来も見えるので今後が楽しみだ。


幼女がトテトテと店内を見て周る。とは言ってもそんなに広くないのですぐに俺の隣に戻って来た。そして、俺の見ているメニュー表を見て目をパチクリさせている。


メニュー表の中は、和食洋食中華地元と何でもござれな状態だ。


幼女がはしゃぐ。名前だけとはいえ色々書いてあるのが面白いようだ。


とはいえ、正直どんな料理なのか全く理解していないと思われる。おい、ソイツはレバニラ炒めだ。苦手な料理なんだよ指さすな。そっちは麻婆だ。しかも四川風。ガキには速い。俺には辛い。


と言うわけで注文するのはハンバーグ定食。お子様定番の料理である、と俺は考えている。有識者に意見求む。ちなみに幼女はキラキラお目目だ。とても可愛い。聞くまでもなし。


それはさておき、いただきます。幼女も習って手を合わす。実に礼儀の良い子です。娘じゃねぇけど自慢の娘だ。


料理の感想?


うん、うまい。とても良き。以上


他?出るわけねぇだろ、俺はレビュアーじゃねぇんだ。


そんなこんなですぐに完食。所要時間は20分ほど。隣に座っていた幼女も満足げだ。大変よろしい。今さら疑問だがいつ食ったんよ。


ごちそうさまをしてお値段950円を払う。高いか安いかよく分からん。コラ、俺が払った金を取ろうとするんじゃない。人のもの取ったらドロボーだぞ。あっ、ダメだこれドロボーが何か分かっとらん。兎に角帰るぞ置いてくぞ。


そうして店を出る頃には右隣に立ってる。満腹で満足したのかお腹をポンポンと叩いている。オッサン臭い動作でも可愛く見えるから幼女とは不思議なものだ。


それは兎も角として、やっぱりオッサン臭いからそれは辞めておけ。大きくなって癖になったらどうする?いや、ちょい待て此奴は果たして成長するのだろうか?……やめよう、何故か悲しくなってきた。


歩き出す。幼女が続く。俺のすぐ横で、とても楽しそうだ。


今度ケーキ屋にでも連れて行こう。そう思いながら家に帰った。

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