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俺と幼女は
帰宅中である。
現在進行系で、ケルトな音楽を流しながら高速道路を走っている。幼女は外の景色を眺めており、俺は周りに気を付けて走行中。特に代わり映えのない山景色が続いている。
現在速度は90km。慣れた道でないしオービスの位置を把握していないので下手に速度を上げれない。100ぐらいなら大丈夫かもしれないが、そんなかもしれないで捕まったら兄に大目玉だ。フツーに殺される。社会的に
それにしても山梨は良かった。いい景色は見れたし、飯も酒もうまかったし、何より幼女が楽しんでいた。正直、俺の楽しみ方が完全にオッサンとかじい様とかのそれに近いから不安だったんだが、意外とこういうのが大丈夫なようでよかった。
それとも、俺が楽しんでいる姿を見るのが楽しかったのか。まぁ、そう思うのは傲慢というやつか。
何にしても、幼女は笑っている。それだけで十分だろう。
それにしても、思い返してみれば………
俺、宿で結構暴走してたよな?
うん、間違いなく暴走していた。
いやぁ、旅行中は気にしないようにしてたが、てか完全に目を逸らす方向でいたが、こう長距離運転中だとどうしてもこう言う振り返りというのをしてしまう。
はぁ、やだなぁ。何がイヤって全部記憶しているのがイヤ。いっそ全部飛んでくれたら楽だってのに………
幼女よ。やめてくれ。今の俺にそのなでなでは逆効果だ。頼むからやめてくれ。
あー、記憶消してぇ




