魔女の秘薬は使用上の注意をよく読んで下さい!
「そもそも私は、他愛ないおしゃべりというのは好まないんだ」
大好きな婚約者アロイスがそう言っているのをこっそり聞いてしまったルシール。
「けどアロイス様は、お家の事業のためにこの婚約を断れないのね……おいたわしい」
「絶対に何かの間違いです」
「これからも仲良しのフリを続けるのか、それとも距離をとるのか……」
「そんなことありえませんて」
侍女のアンにちょこちょこ否定されながらも、彼の真意を確かめるため、ルシールは『魔女の秘薬』を作ってそれに頼ろうとするが――――
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴短めのお話です。クッキーは作りますが秘薬は作りません。初日に数話投稿します。どうぞお付き合い下さい。∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴誤字脱字のご報告、いつもありがとうございます
大好きな婚約者アロイスがそう言っているのをこっそり聞いてしまったルシール。
「けどアロイス様は、お家の事業のためにこの婚約を断れないのね……おいたわしい」
「絶対に何かの間違いです」
「これからも仲良しのフリを続けるのか、それとも距離をとるのか……」
「そんなことありえませんて」
侍女のアンにちょこちょこ否定されながらも、彼の真意を確かめるため、ルシールは『魔女の秘薬』を作ってそれに頼ろうとするが――――
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴短めのお話です。クッキーは作りますが秘薬は作りません。初日に数話投稿します。どうぞお付き合い下さい。∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴誤字脱字のご報告、いつもありがとうございます