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身体測定

イアホン型念会話機器!!ボーストレイン以来だな〜ふへへへへへへ〜解体断念したからなぁ〜忙しくなりそうで!うんうん!今こそ解体する時!!!

分解道具を手に持ち、ハンカチを下に敷き、ハンカチの上にヤミルに渡したイアホン型念会話機器を置くッ!

分解道具がキラッと光り、解体を開始s…

バコン!

と、凄い物音がして振り向くと、ドアを思いっきり開けただろう痕跡と、目を回すルイトが居た。

なんでこんな時にだいたいレオンかミミルかルイトが邪魔のように入ってくるのよぉぉぉ!

というかなんで体操服姿なのよ…何か忘れてる?

しゅん…とした私に気づいてないのか頭をあげたルイトが告げる。

「シャルナ!お前、今日身体測定なの忘れてないか?!」

「え?明日でしょ?」

「やっぱりか〜」

道理で体操服姿な訳だ…ちぇっ…というか!身体測定!身長がコンプレックスなんですけれどぉぉ!

眉をひそめて嫌ですオーラを放ちながら私はルイトに言う。

「え〜嫌なんですけど…」

「ほら行くぞ!」

「体操服!体操服着替えてない!」

「秒で着替えろ!」

「は〜い…」

行かなきゃなのか〜むすぅ〜

◇◇◇

「やっと来たか…シャルナよ…」

「すみません…学園長先生…明日だと勘違いしていて…」

とりあえず謝るのが吉!

「じゃあシャルナ!俺はこっちに行くぞ」

「はいはいバイバーイ」

男子コートに戻るルイトに手を振っとく。

「それは…誰から聞いたのじゃ?」

「えっ?物理的に魔術をこなす先生で有名な」

えっと…誰だっけ?

「なるほど、ワード先生じゃな?」

「はい」

そうそうそんな名前だった。名前覚えるの苦手なんだよなぁ〜仕方ない仕方ない!

「数名遅れてくる子が居たが、ワード先生が元凶じゃったか…」

そう言ってブツブツと考え込む学園長先生。

ほっとこ…ということで女子コートに向かう私。

「シャルナ様〜!」

「ヤミル〜!」

「私が行こうとしたのですが、ルイト様が俺が行くと言い張っていて…」

「ルイトが?」

「はい…レオン様もだったんですが、じゃんけんで負けて、勝ったルイト様が行くことになったのです。」

「へ〜」

「ミミル様は、従魔の健康診断の方へ行かれました」

「そっか」

「はい。浮かない顔をしていらっしゃいますね、何か不満でもあるのですか?」

「身長…」

「あ………」

◇◇◇

数分後、

「ヤミルさん」

と、ヤミルが呼ばれた。

「では、行って参ります。シャルナ様より身長が低いことを願います。」

「それ、無理があるんじゃない…?」

◇◇◇

ヤミルが帰って来てから一言目が、

「シャルナ様…172cmでした…」

「そりゃそうでしょ…見るからに10cmくらいの差あるし…」

「すみません」

「謝ることじゃなくない?私のは…多分、先祖から遺伝の可能性あるし…」

「そうですか…」

「シャルナさん」

私の名前が呼ばれた瞬間、ビクッと身体が跳ねた。そういえば忘れてたけれど、私…知らない人と1体1は無理なのぉぉぉぉぉ!

だんだん青ざめる私の背中を押すヤミル。

やめてやめてぇぇぇ〜!

◇◇◇

数十分経ち、私はやっと解放された。

「シャルナ様…大丈夫ですか?」

ほぼ紙のようになった顔を見て心配そうに言うヤミル。

「…146.5…0.5cmしか伸びなかった…ついでに体重増えた…1kg…体重より身長増えてよ…」

「あ……大丈夫です!今後伸びますよ!」

「確証は…?」

「…伸びますって!成長期真っ最中なんですから!」

「そう…?」

「はい!」

「そっか〜私の身長、8歳の頃と変わんないんだよね〜はは……ははは…」

「…これからが本番ですよ!」

「そう?」

「そうです!」

「そっか〜」

◇◇◇

身体測定が終わり、皆で集まった。

「では私から…身長172cmでした…」

そう言って一番にヤミルから発表する。

身長とか発表するものなの?そもそも…

「高いのになんでそんな不満そうな顔するんだよ」

レオンが当然の如く聞くと、

「シャルナ様より何cmも高く記録してしまったからです。」

「それはシャルナが悪いだろ…なぁ?そう思うよな?ルイト」

少し引きながらルイトに話を振る。

「まぁ、それはそうだな…」

「えぇ?!」

意味不明〜!!私なんも悪くないもん!夜…本読むくらいしか…(※それがダメなのよ…シャルナ…あと、視力悪くなるので良い子のみんなは真似しないでね!ね!)

「そういえば身長何cmだったんだ?シャルナ」

そう言って身長のことを聞くルイト…デリカシーの欠片もないの?…あっ!そうだ!地味に身長長いルイトならわかるかも!

重い首を動かし、顰めっ面をしながらルイトに問う。

「ルイト…身長ってどう伸ばすの?」

「は?知るかそんなもん」

「日本みたいな口調になったね〜本当に…」

「そりゃそうだろ」

「私の身長は………146.5…」

「あ〜」

「なるほどな…」

何故か納得したように声を漏らすレオンとルイト。失礼でしょ!

「そっちの身長は?」

「俺は、167!」

ドヤ顔するルイト…本当に気遣いっていう言葉の1文字もないのね…

「高ッ!俺は156…」

さっきまでのイキった顔はどこへやら…肩を落としながら言うレオン。

親・近・感・爆・上・げ!!!!

と言っても高いって…私がチビじゃん…

「そんな気を落とすなって…」

「そうだぞ〜シャルナ」

軽々と言うルイトとレオン。やめてやめて!それが一番刺さる!

こうして、地獄の時間は幕を閉じた

どうも〜!身体測定という名の“精神攻撃イベント”を開催した作者で〜す!

いや〜今回もシャルナちゃんのメンタルが紙みたいにペラッペラで、作者はニッコニコで読んでましたよ?

……本人は地獄だったけどね!(笑うな作者)

まず言わせて?

解体しようとしてテンションMAXだったシャルナが、

「身体測定」って単語ひとつで即死するの、可愛すぎん??

ギャップの暴力。作者は大好物。

そして今回の被害者は……

シャルナの心と身長でした。合掌。パチパチ!

0.5cmしか伸びてないって言った瞬間のシャルナの絶望顔、

読者全員に見せたいレベル。

ついでに体重1kg増えてて草。

いやそこは伸びろよ身長!って作者も思った。(自分で書いてるのにね?)

ヤミルの

「これからが本番ですよ!」

の優しさが沁みる…(ほんとそれ)

レオンの156cmで親近感爆上げも最高…

ルイトの167cmドヤ顔は許さん。(おい)

あとルイト、

デリカシーの欠片もない質問をありがとう。

シャルナの心にクリティカルヒットしてたよ。

(作者、途中でちょっと可哀想になってきた)

そしてシャルナの

「身長ってどう伸ばすの?」

は完全に読者の心を掴んだ。

知らんがな!ってルイトの返しも完璧。

ということで、今回も平和(?)な身体測定回でした!

シャルナの身長の安否は……知らん!!

いや?知らんけど?伸びるといいね?(他人事)

ではでは、また次の話でお会いしましょう!

読者のみんな〜今日もよく生きたぞ〜!ハッハッハ〜!

本日も夕方更新!(今ほぼ夕方w)

待ってろよぉ〜!(気味悪いテンションなのは許したまえ…)

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