第1王子参上!
「ルイトぉぉぉぉぉぉぉ!何処だァァァ」
「うっせーわ!黙れガキ!」
「シャルナ〜!」
「神童シャルナは何処だぁぁぁぁ!俺様が待ってんだぞぉぉぉ!」
「呆れるわね…ラファエル…」
「そうですね…」
そんな声が朝から続いておる…早く帰ってきてくれんかのぅ〜シャルナ…シャルナの前にルイトが帰って来い…そろそろ来るかもしれんぞ?余計に騒がしくなr…
「やぁ、学園長。弟達が世話になってるね?」
そう言ったのは、見た目がルイトとリアンのハイブリッドのような見た目の優男。普段は優しく、凛としているのにな…これは怒っておる顔じゃな
アーククライト王国第1王子カイン=アーククライトめ…なんやかんやでこやつもブラコンじゃ…あ〜面倒なことになったのぅ…胃が痛いわい…
「カインじゃな?」
「ええ、お久しぶりです学園長。卒業式以来ですね」
「大きくなったのぅ〜王位継承権貰ってより、励んでいるようだと聞いているが」
「ええ、王座につけるよう、日々努力しております。ところでルイトは何処へ?」
明らかに怒っておるな…
「ルイトは消えてのぅ…」
「ほう…何処へ?」
「それが分からんのじゃよ…」
「ではリアンは?」
「リアンは…あそこに…」
そう言ってワシは声を上げながら走り回っている暴走族(?)(リアン、レオン、ヤミル、シグル、ミミル、ラファエル)を指さす。
「なるほど…」
そういいながらカインは暴走族(?)の方へ走り向かった。
これは…というか胃が痛いのぅ…何も無ければ良かったなと思うぞよ…
今回は、ついにアーククライト王国の“長男”であり、“最も冷静であるはずの存在”であるカインが登場し、物語がさらに大きく動き出す回になりました。普段は穏やかで凛とした彼が、弟の失踪を前にして怒りを隠しきれない姿は、アーククライト家の“家族愛の深さ”と“ブラコン気質”が血筋レベルで刻まれていることを強く印象づけます。
朝から響き渡るリアンとヤミルの叫び声、暴走族のように走り回る6人組、そしてそれを見て胃を押さえる学園長。異世界側の混乱は、もはやギャグを通り越して“学園崩壊寸前”のレベルに達しており、ルイトとシャルナの不在がどれほど大きな影響を与えているかがよく分かる回でした。
そんな中で現れたカインは、優雅さと怒りを同時に纏った存在として、読者に強烈な印象を残します。彼の登場は、単なるキャラ追加ではなく、
「王族全体が動き始めた」
という物語の転換点を示すものでもあります。
学園長の「胃が痛いわい…」という心の声が象徴するように、異世界側はすでに限界。
ルイトとシャルナの帰還が“待たれている”だけでなく、
“必要とされている”ことが強く伝わる回でしたねw




