三重詠唱
今日は、実技。
庭で魔術を放つ授業。
しかも難易度が高すぎる三重詠唱!
成功者は今の所ゼロ。
ちなみに私は、テンポが合わないので、最後にやると言って順番を待っている。
「不合格」
「えぇ〜まじかよ」
「頑張ったのによ」
「難し……」
「次、アルメリア」
「はい。」
これ、一人でできないからなぁ〜あ!そうだ!手で作ればいいじゃない!
片方片方で狐を作り、詠唱を開始。
狐詠唱ー乱弾とでも名付けるか……
「「「●●●●●●●●●●●」」」
「アルメリア!やめなさい!このままじゃ……」
先生の声は私には届かず、続ける。
ちなみに
火系統上位魔術×水系統上位魔術×風系統上位魔術
周囲に風が吹き、前髪が揺れ、後ろ髪も揺れる。
なんならスカートもめくれる寸前。
凄まじい魔力を感じる!これは……地上に撃ったらやばいかも……なら!空!
強制発動!
ドガァァァァァァァァン!
ものすごい爆発音と共に、空が吹き飛び、天界が丸裸に。天使のような人物数名が腰を抜かしており、1人降りてくる。
「破壊したのはお前だな?」
「は、はい。すみません。」
「次は、やるんじゃないぞよ?」
「わかりました。」
「ならよし」
そうして、空は元通りになり、クラスメイトなどがまだ腰を抜かしていた。
なんでそんなにびっくりしてるのよ。
「アルメリア……ご、合格(?)も、戻れ……」
「はい……」
その後、レオンもミミルも腰を抜かしたままで、授業は終わった。そんなにびっくりしなくてもいいのになと思って考えていた私は、呪いのあみだくじを拾ったのだった。まさか呪いとは知らずに。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
今回は、ついに三重詠唱の回でした。
成功者ゼロの難易度なのに、シャルナはいつも通りのテンションで
「手で狐作ればいいじゃん」
という発想からの、まさかの天界直撃……。
書いていて思いましたが、
**シャルナの“天才すぎて加減ができないところ”**が
一番可愛くて、一番危なくて、一番面白いところだなと改めて感じました。
天使が腰を抜かして降りてくる展開は、
自分で書きながら笑ってしまいました。
シャルナ本人は「なんでそんなに驚くのよ」って顔してるのに、
周りは全員腰を抜かしてるのが本当に好きです。
そして最後に拾った“呪いのあみだくじ”。
ここからまた何かが起こる予感しかしません。
無理のないペースで続けていくので、
また気が向いた時に読みに来てもらえたら嬉しいです!




