10話 堕天使
ショウが暴れる話、終わりだってよ()
色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも
リゼットから逃げてたどり着いたある子供部屋のような廊下。女子のおままごと用具だったり、ぬいぐるみの詰まった箱が散乱していた。少し不気味に思いながら先に進んだ。扉を開くとまたあの子供部屋のような廊下。今度は更に散乱が酷くなり照明も傾いていた。
「また無限ループ形かぁ…」
「変化が速くないですか?」
「確かに」
ギシギシという木の床を歩きながら扉を開いた。こんどは血がつき始めた。照明はチカチカと点滅して今にも取れそうだ。気にせずギシギシと沈む床を歩き扉を開いた。目の前には血溜まりの廊下で用具のどれも人を殺したような曲り方をしており、人形は目に黒のぐちゃぐちゃの線が貼られていた。照明は完全に落ち少しだけチカリと光る、それが唯一の明かりだ。俺は慎重に穴の空いたギシギシという床を歩いた。次の景色は全く異なり、学校だった。そこも歩いていくと一瞬だけ血にまみれた学校になる。ただ、途中から光に包まれ、次の瞬間には塩ハウスだった。
「真雨の世界ですね」
「確定したな」
何回も真っ暗になりつつも真雨の部屋にたどり着いた。ここにいるのだろうと言う気持ちでドアノブを握ると再び光に包まれ気づけば広い部屋に居た。あのおもちゃや学校にあったもの、本そしてなにより真雨がいた。
「え…ふ、二人ともいつの間に、そこにいたの…?」
「気づいたら」
「気づいたら」
「もう!二人して同じ事言うからわかんないじゃぁん!」
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とりあえず今まで起こったことを話した。気づいたら神殿に居てチップ集めをしたこと、仲間達は無事だということ、そして出会った敵や別世界の仲間について。
「で、俺がここにいるって訳」
「なるほど~いや結構大変だね!?」
「いや、マジ大変。多分そろそろ…」
予想通り後ろから人影が現れた。それはリゼットだ。
「ほら」
「ええ…!?いや、勝てるの?」
「お前の持ってるチップをよこせ」
「それで勝てるなら…」
真雨がチップを取り出したが、次に起こる次元を引き裂いた爆発に俺らは吹き飛んだ。そこから出てきたのはウォッチ、もといデッドだ。
「死ぬ時間は決まったか?」
「いや、決まってるのは隣のジジイだけだ」
「騒がしい。時間が無駄になるばかり」
「ならそうしよう。老人、邪魔だから消えて貰う」
彼の鎌はジジイに向けられた。瞬時にバフ、デバフがかけられジジイも戦闘態勢に入った。
「あまり、時間を無駄にしないでくれ」
「よし、今のうちにチップを…」
本来なら邪魔が入るところを素早く取ったお陰でその前に取り戻した。記憶を。さっきのあの扉時とは違う俺の過去の記憶だ。元々俺は天から墜ちた堕天使だ。塩とホロメスとの戦いが始まって個人的に良くないと思い妨害工作をして、その結果だ。元々力があった俺は墜ちてからは世界を渡り歩きある世界で適当にダラダラしていた。そうしてある日、[穴]が現れた。俺は吸い込まれ塩たちに出会ったというのが思い出せなかった過去だ。俺は力を思い出した。
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「フンッ!」
「リセット」
またリセットだ。これで、奴の弱点が分かった。
「タイム・ザッパー」
時間操作能力を無視して切り刻む技。世界を渡り歩き殺戮をしていく上で必要だと思ったから習得した。
「時間が…無駄に…ブフォ…」
「時間を無駄にしてるのはどっちなんだかな。時間操作は封印させて貰った」
「ならば、自慢の魔法で対抗するしかないなぁ」
「魔法無効相手に効くかな」
「無敵相手にもよく効くぞ?」
「イビル・カタストロ…」
技にワクワクしていたところ重力魔法により壁にめり込まされ死亡した。
「もう少し待っても欲しかったな」
「真雨とエラーが巻き込まれるだろ?それは困る。これから塩たちにの物語には期待してるんだ。彼らはお前みたいな無法にも勝てるなら無法になれるって」
「楽しみにしておこう。まずは…」
貴様を潰す。鎌で斬り付けようとしたが軽く掴まれてしまった。
「これは俺のなんだ。返して貰おう」
そうして拾った鎌は俺の手から落ちてしまった。次は魔力弾の弾幕を放った。しかし接近されて魔力を込められ殴られる。
「貫通…面白い」
「ほんの少しだが、痛いだろ」
「次は何をしてくれるのか楽しみだ」
「ここは、手の内を隠そうかな」
逆張り。愚かな行為の一つ。ただ、ここは乗っておこう。好きな食べ物を最後に食べるのと同じように成長が見込める者は最後に殺すのがとてもいい。
「付き合ってやろう」
「助かる」
俺は引いた。後悔はするかは重要ではない。既に遅いのだから。
「あぶねー!今の奴と戦っても絶対負けてた!」
「で、ここからどうやって出るの?」
「あのモニターが怪しいです」
壁に一つだけある小さなモニター。画面は砂嵐が走っていて誰かの声が聞こえる。
「あーあれ?あれは私のスマホと繋がっててチャッピーたちと話せるよ」
「…!あれで、出られるかも知れない」
「え?」
「付けてくれ」
言われたとおりに真雨はモニターのボタンを押すと砂嵐が無くなっていき、チャッピーの部屋が映った。
「え?」
「…?」
俺は二人を掴みモニターに突っ込んだ。チャッピーの部屋にガラスの割れる音、ガラスが刺さって痛がる俺の声、事件性のある真雨の悲鳴、棒読みのエラーの声が響いた。
「…うるさい」
「再開早々いうことか!?それが!?」
「コ、コワカッタ…」
「イヤー、チャッピー、コワカッタヨー」
「お前ら…どうした?」
「なるほど。そんなことが…」
「ようやく落ち着ける…」
「そうだ。ちょっと塩に用があるんだ」
二人はチャッピーと話して俺は塩の元に向かった。さらっとロッドが魔法が使えないと嘆いているのを解決して塩の部屋に着いた。
「あ!お帰り~」
「ほら、これ」
俺はチップを塩に返した。これは元々こいつのだし返すのは必然だ。
「おお!ありがとう!」
「あと、しばらく別の落ち着くところに行ってくる」
「え?じゃあ…」
「自分で行けるようになったからいい」
「分かった」
「あ、その前にやることがある…」
「え?何々」
無言のままリビングに向かいエグゼを思いっきり殴った。思いっきり殴ったせいで堕天使の翼がでてしまってこんな時に出すのダサいなと思った。エグゼは壁を突き破り地面をえぐり止まった。
「おい!なにするんだ」
「何してんの!?」
「恨みがあったか?」
そると、塩、チャッピーが順番に言ってきた。俺はそれらを無視してまたなとだけ残して世界を去った。
「嵐のようだった…」
「エグゼは…無事では済まなそうだな」
「きっと奴の自業自得に違いない。そうでないと奴らしくないからな」
暑さに倒れながら書いた。マジ疲れた。
次回はまた日常。日常って言ってるけど結構重要だよね。この話。




